劇場公開日 2018年9月21日

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「キャストが豪華なだけの味も素っ気もない駄作」食べる女 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0キャストが豪華なだけの味も素っ気もない駄作

2021年8月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

映画館では2018年9月24日イオンシネマ石巻で鑑賞
月曜日だから1100円
それ以来2度目の鑑賞

生野慈朗監督はTBSで数々の名作ドラマを手がけてきた名演出家

100%男女交際
時代をリードしてきたキョンキョンの終焉を痛感する噴飯ものの作品
こんな劣化しきったおばさんのありふれた政治批判を掲載して得意げになっているネットライターは総じて時代錯誤の馬鹿

原作未読
原作者がこの映画を企画し脚本も書いている肝入り作品
原作もほぼこんな感じなんだろう
筒井ともみの鼻息は伝わるがとにかく薄っぺらいの一言
フジテレビでかつてやっていたトレンディードラマを例に挙げるレビュアーもいるが浅野温子の主演ドラマとか観たことがないんだろう
つまらない脚本なら監督が変えてしまえば良いがプロデュースも兼ねている筒井ともみの逆鱗に触れることはできず
食事は美味しそうに感じないしカラミのシーンもお粗末
城に流れるとか三文エロ小説でも見かけたことがない駄文に失笑モノだ
スマホも小説の単行本も忘れてしまい仕方がなくじっくりと女性週刊誌を読んで時間を潰した歯科医院の待合室のような虚しさ
筒井ともみの人間性を垣間見える
筒井ともみは反吐が出るようなギョーカイのチャラチャラしたくだらない女の典型
この人もカラオケ店の2階から飛び降りなければ良いが
少なくともおじさんには向かない作品
若い女性の多くが楽しめればそれで良いかも
歯が浮くような数々の能天気な理屈に共感できればの話だけど

売りは豪華なキャスト陣
腕を振るって見た目は良いがめちゃまずいおせち料理を食べた感じ

詳しくはないが大物プロデューサーに恩を売るために投資として出演したのだろうか俳優陣
それとも生野監督がそれだけ慕われているのかもしれない

笑い無し感動無し
毒にも薬にもならない
ほっこりももっこりもしない

APの役割がわかったことだけが唯一の収穫

シャーロット・ケイト・フォックスと広瀬アリスの背中ヌードあり

不思議とシャーロットの割烹着姿はしっくりときて悪くはなかった
なんでも着こなすのが本物の女優なんだろう
その点ではチマチョゴリ姿のモレッツはまだまだ青いなと思った

野川新栄