「雑味はあるが良作アクション映画」リミット・オブ・アサシン tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
雑味はあるが良作アクション映画
蘇生からのタイムリミットありアクション
アドレナリンとかハイボルテージとか
ユニバーサル・ソルジャーとかすでに開拓済みの設定なので目新しさはない
手首のカウントダウンは映画「TIME」を彷彿させるかな
寿命についての設定は活かしきれていないがまぁ許容範囲
どうせこの手の暗殺者が主人公のアクション映画は
大体終幕までに死ぬ運命(感覚的に8割くらい)
なのでわざわざSF設定盛り込む必要性はなかったと思う
むしろそんな設定盛り込んでああいうオチにならないほうがおかしいので
オチも「まぁそんなもんだよな」という感じ
脳に損傷を受けていて蘇生の際の薬品投与の副作用で知能拡大とかなら
なお面白かったが、残念ながら幻覚症状が出るだけに収まっていた
また、他の蘇生者が出てこない、蘇生を前提とした捨て身の戦い方がないのも残念
やはりネタがいいのに活かしきれていない感は否めない。
細かな格闘演出が格好いい
ナイフでの鮮やかな攻撃と急所への的確な攻撃、手首への攻撃はあまり見ないので感心した
カーチェイス中車速をあわせて車内のヒットマンを射殺
ナイフで足を斬ってからの2丁拳銃でとどめ
映画の表現としてあまり凄惨な描写ではないのも好感
ジョニーウォーカーブラックラベルが飲みたくなった
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