「起伏が少ない/盛り上がりに欠ける」レプリカズ erimakiさんの映画レビュー(感想・評価)
起伏が少ない/盛り上がりに欠ける
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設定の都合の良さが目立ち、作り手の独りよがり感が凄い。例えば、
・人間の意識を機械に移植する
・クローンを生成する
これだけ見ると全く異なる技術に思える。しかしストーリー上では同一線上にあるようだ。
機械に精神だけ注入するのと、肉体を一から生成するのと、どう考えても別次元に思えるし、序盤、あれだけの設備と人数で失敗していた実験を、自宅で、しかもたった二人で成功させてしまうという都合のよさ。
納得に足るような説明なり描写も乏しく、割と強引に、作り手の都合のいいように、ストーリーは進む。
だとしても、他に魅力があって補えればよい。
・もの凄いどんでん返し
・追われる時の緊迫感がやばい!
とか。しかし大きな山場もなく、しれっと結末を迎えた印象。
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