インサイドのレビュー・感想・評価
全25件中、1~20件目を表示
綺麗な映画に変身
鬼畜っぷりを爆発させた「屋敷女」のハリウッドリメイク作品。残虐さ、理不尽さ、理解不能の恐怖等が入り乱れ、過激なスプラッタで度肝を抜かれながらも線を通していた名作、それが「屋敷女」だ。
本作は良い意味でも悪い意味でもハリウッドリメイク作品だった。
良い点は、スプラッタが苦手(特にフランス製スプラッタはトラウマもの)な人にも勧められる作品になっていたこと。アメリカ的解釈で、オリジナル版のハチャメチャ感が無くなり、綺麗な仕上がりの作品になった。どちらが観やすいかと言えば間違いなくこちらの方だろう。
悪い点は、フランス流の恐怖表現、残虐描写などがクリーンにされ過ぎたところ。脳天に雷が落ちたような衝撃度は本作には無い。ラストがハッピーエンドなのもその要因だろう。
作品を通して言えることなのだが、最初は狂気でしかない謎の女が、その行動を起こす理由が判明した時、哀れな一人の女性として感情移入してしまうのが何とも言えないところだ。本作はオリジナル版と異なるラストを迎えるため、よりその感情が強かった気がする。
オリジナル版はやはり人には勧められない作品だと思うが、そんな時はこちらを勧めるのは良いかもしれない。
オリジナル版にハマった人は本作を平凡な作品になったと言うかもしれない。正直私自身も多少はその感覚が拭えないところもある。しかし、主人公と女の迫真の攻防戦だけでも観る価値はあると思う。作品自体がもし自分に合わない時は、女優陣の演技力に注目して欲しい。
段取り
映画通の人に勧められて観に行きました。ストーリー全体として予定調和ならいいのですが、個々のシーンシーンがいちいち予定調和で何の面白みもなくてがっかりです。
あと、主演女優さんの演技が全然痛そうじゃなくて残念でした。
……
感性に特別ひっかかる箇所もなく、なんともレビューに困る作品です。撮影クルーは一流なのでしょうが、いろいろと物足りない印象でした。
ツッコミどころが多すぎて、どこから手をつければいいか悩みますし、下手に手をつけたら止まらなくなりそうなので、そっとしておくことにします。
とにかく言えることは、戸締りや防犯対策、危機管理能力はしっかりしておきましょう、といったところでしょうか。
屋敷女からこれか
なんだろう…?
このもう1つ感は…。
事故の後の両者(サラと女)の混乱は想像できないが、女の狂いっぷりには参る。
身体力の強さには驚くレベル。
素早く刃物でバタバタと警察官を葬り、反撃を受けても持ち直し繰り返しの襲撃を行える。
ちょっと凄いけど、スペックで怖さが増すわけではない。
最後まで読めなかった
子供?女性(妊婦)の誘拐率がどうのこうのと出てきたので、誘拐されるのかな?と思ってたけど違いました。
事故が起きたとこから始まって。
自分と子供が助かったが、夫に先立たれてしまって。
一軒家に一人暮らし。
ひとりの女性が訪問してきます。
最初、この女性が過去に事故を起こし、子供欲しさにと思ってたんですが、見ていくうちに違うなと。
この女性は誰なんだろうと見ながら考えていたのですが、最後の最後まで分かりませんでした。
ネタバレをすると、結局その女性は事故を起こした時のもう1台の車の方に乗って運転していた女性だとわかります。
しかもそちらの女性も妊婦さんだとは。
事故で子供を失い、復讐からか子供を狙った犯行でした。
しかし、最後には女性と子供の命を助け、自分は命を落としてしまいます。
最後まで展開が読めなかったなぁと。
個人的には、終わり方がいまいち。
あのままプールで2人とも亡くなった方が、駆けつけた警官たちもすぐには事情がわからず不可思議な現場だけが残って終わりという方が面白みがあったのではと思いましたね。
補足
最初、主人公の女性が事故とは関係なく一人暮らししていて、事故のシーンで出てきた女性が犯人だと思ったんです。文章力がなくてすみません。
いろんな意味で母は強し。異色のシチュエーション・サスペンス!!
【賛否両論チェック】
賛:お腹の我が子を守るために、不気味な女の凶行に立ち向かっていくヒロインの様子に、「母としての強さ」を感じさせる。
否:「聴覚障がい」という設定には、それほど必然性を感じないのが本音。物語も結構予定調和なほか、急に驚かせるようなシーンも結構あるので、苦手な人には向かない。
あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくはご覧になっていただきたいのですが、色々な意味で「母は強し」と痛感させられる作品です。失意の中で、肉体的にも精神的にも追いつめられながらも、謎の女の執拗な凶行に懸命に立ち向かっていく姿は、母親になる覚悟を決めている女性の強さを、如実に感じとることが出来ます。
一方で、そんなサラを極限まで追いつめ、胎児を奪うために殺人をも平気で犯す女の動機にも、またハラハラさせられます。決して諦めないその不気味な影に対し、サラがどう挑んでいくのか、その辺りの緊迫感からも目が離せません。
意外と展開が読めてしまったり、女のキャラクターが案外ブレブレだったりするのがたまに傷ですが、母の強さ・女性の強さを身につまされるサスペンスですので、是非チェックしてみて下さい。
どんなホラーより人が襲ってくるのが1番怖い
オバケならまぁオバケだもんねって思えるけど、同じ生きてる人間が常識をすっ飛ばして襲ってくるのがめちゃくちゃ怖い(笑).
.
しかも妊婦で耳が聞こえないという圧倒的詰んだ感。でもあの赤ちゃん普通だったらもう死んでると思うな(笑)母子ともに生命力が強い(笑).
.
気になるのは助けようとしてくれる人達がどん臭すぎる。特にアイザック、母親じゃないってわかった時点で取り押さえとけよ(笑)何呑気に後追ってきてんだよ(笑).
恐いと言えば恐いが
ホラーなのかサスペンスなのか。
普通の女性が理由も言わずに襲ってくる、
襲われる方は耳が聞こえない、
という絶体絶命的な予告編だった。
蓋を開けてみれば恐い部分はあるけど、
お話的には何だかな~が多々。
ラストも何だか今後が危ぶまれる感じだし。
配給会社の反則
この手の作品をこの時期に、持ってくるのは反則だね・・・・
ハッキリ言えば、サイコサスペンスなんだけど、B級の下と言う感じ・・・・
決してホラーではありません。
本来なら、単館や、何かのB級特集の1本で上映されるはずの映画・・・
映画の配給会社もちょっと困ったよな・・・この手のやり方には・・・
正直、突っ込み所満載だし、作りてはかなり考えたつもりなんだけど、それでも過程がよければ結果論もいんだろうけど、過程も悪いので、結果論も全然生きてこない・・・・
作り方次第だね・・・・
レイチェル・ニコルズって、「P2」の子だね、あの映画にもちょっとがっかりさせられたけど、その後、「GIジョー」や「スタートレック」とか出ていたけど、本作品で、また、存在感を落としたな・・・・
この手の映画って、超一級にもなり得るし、超駄作にもなるから不思議だけど、本作品は、悪いが時間の無駄・・・
一番怖いのは…
出産を目の前に控えた耳の聞こえない主人公サラが、自宅で謎の女性に襲われるストーリー。
あまり怖くなくあまりグロくない。母になると強くなるとよく言われるが、あまりにも強すぎる。始めから最後まで展開が読めてしまうのが残念。
一番怖いのは人間だと改めて感じさせられる作品。実際にお腹の赤ちゃんを狙った事件が世界で起こっているのだからゾッとする。
偽物感
自身の運転で交通事故を起こし夫を失い補聴器無しでは耳が聞こえなくなった臨月の妊婦がお腹の中の子供を奪おうとする女に襲われる話。
雰囲気は良いし怖さもそれなりにはあるんだけど、何で今それ?何でこうしない?という様な行動ばかりで、主人公が本気で助かろうとしている様にはみえない。
犯人にしても同様だし他の登場人物然りで形だけ取り繕っている感じ。
序盤からどうも主人公の人間性が好きになれない感じだったけど、終盤の他人事の様なセリフにポカーンだったし、イマイチ入り込めなかった。
超人来訪者
正直言って、そんなに怖くなかったです。むしろ、エグいな、という印象。来訪者のクレイジーっぷりや、演出がある意味典型的すぎて、逆に怖くないです。もっと驚きが欲しかったですね。主人公の耳が聴こえないデメリットというか恐怖が感じられませんでした。主人公があの、失敗したくらいか。犯人の動機も途中からなんとかく分かります。警察の対応が遅いのも、近所が反応しないのも、クリスマス休暇だからということで(笑)
全25件中、1~20件目を表示