劇場公開日 2019年1月25日

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「動きが人形」あした世界が終わるとしても 漣音さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0動きが人形

2020年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

背景はリアルだが人も動きが人形みたい。
人形劇観ているみたいだ。
CG&ロボット感が強すぎて感情移入できない。

ストーリーは幼稚な感じはあるが嫌いじゃない。
ドキッとさせる演出も良い。
普通着ぐるみが中身の人間が言葉を発せないので
オーバーアクションになるのと同じ状況だ。
動きを見せようとしているあまりナチュラル感が無いのだ。

背景のリアルさが無機質感を出している。
新海ワールドとは真逆だ。
美しい背景描写というよりCGによる無機質感が強調されている。
SF感が強いシーンは逆にアニメとしてすんなり入ってくるが
リアルを演出している部分が物凄く無機質感を醸し出している。
人形だ。冷たい人形。
人の温かみを感じない。のアニメの方が違和感がない。
無機質な中にあいみょんの曲が妙に浮いて聞こえる。

漣音