メイズ・ランナー 最期の迷宮のレビュー・感想・評価
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「猿の惑星 キングダム」を見たので、 ウェス・ボール監督の「メイズ・ランナー 最期の迷宮を見てみようと思った。
動画配信で映画「メイズ・ランナー 最期の迷宮」を見た。
2018年製作/142分/G/アメリカ
原題または英題:Maze Runner: The Death Cure
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2018年6月15日
ディラン・オブライエン(トーマス)
カヤ・スコデラーリオ(テレサ)
トーマス・サングスター(ニュート)
イ・ギホン(ミンホ)
パトリシア・クラークソン(エヴァ)
ローサ・サラザール(ブレンダ)
「猿の惑星 キングダム」を見たので、
ウェス・ボール監督の「メイズ・ランナー 最期の迷宮を見てみようと思った。
メイズランナーの1作目ではうんざりするほど迷路を見たのだが、
2作目は迷路は全く出てこなくてゾンビの映画だった。
3作目もほとんど迷路は出てこない。
WCKD(世界災害対策本部)に捕えられ、列車で移送される若者たちを救出する
トーマスと仲間たち。
WCKDは、奇病フレアウイルスに免疫のある若者(グレーダー)の血から
治療薬を開発するために、若者を捕らえている。
抗体を持つミンホは、WCKDで実験の被験者になっていた。
恐怖体験でストレスを与えることで免疫力は高まる。
それは、若者たちが迷路(メイズ)に送られた理由でもあった。
冒頭の列車のシーンや、
中盤以降ののバスのシーンでは、
「脚本ができすぎやろ!」
と突っ込みたくなるが、
そこには目をつぶると
なかなかよくできている。
メイズランナーたちの友情や
トーマスとテレサ、ブレンダの愛情もきちんと描かれている。
終盤、テレサとトーマスの別れのシーンでは、
「マジか!」
と見ていてつらくなった。
2作目で迷走したように見えた3部作ではあるが、
最後にビシッと決めて有終の美を飾ったと思う。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
あの海外ドラマを思い出しました
2に引き続きもう迷路は関係ない。結局、釈然としない謎もあるけど、まあここまで来たら見ちゃうよね。な完結作
2のラストの事件を経て、主人公達は仲間を取り戻すために最後のミッションに挑む
ただ、敵対している組織にも信念があって。そのぶつかり合いが物語により盛り上げてくれる
正直、エンタメ慣れしてる人だと既視感のある展開かもしれないけれど、ここまで要素盛り盛りなのに破綻してないって個人的には結構すごいバランス感覚だと思うんですよね
一作目を見始めたころの先の見えない心地よさはもうないけれど、愛着のあるキャラクターの行く末はやっぱり気になるもので
そうだ、この感じ『プリズン・ブレイク』の中盤以降を見てたときの気分に近いかも
連続ドラマならいつまでも続けられそうだけど、今作はしっかり完結作として作られてます
その辺り気になる方はご安心を
三部作最終話。 1話目から振り返ると解消しない疑問点や矛盾点がたく...
タイミングの良さと画を楽しむ
世界コロナパンデミック前に公開されたフレアウィルスの物語。
タイトルのメイズ・ランナーの意味を考えてみると、「迷路」「当惑」「困惑」という意味のメイズ(maze)を走る人(ランナーは、広義には「運ぶ人」や「配達人」などの意味も含む)だから、あながち外れていない。
邦題のサブタイトルが『最後の迷宮』で、いかにも最終章のようなタイトルだが、原題は、メイズ・ランナー・ザ・デス・キュア(Maze Runner: The Death Cure)。サブタイトルは『死を免れない病の治療』である。
ウェス・ボール監督は、印象に残るシーンを撮るのが上手い。
宮崎駿監督のように先にイメージボードありきでカメラアングルや構図を決めているかのように、画のセンスの良さを感じる。そのシーンになるようにシチュエーションを後から付け足しているのかどうかまでは知らないが、まあいつもタイミングが良い。こうなって欲しいと思う通りに偶然が重なり、その安心感のせいで緊張感がないことがある。
今作には食事シーンがない。ラスト「さあ食べよう」と台詞があるが、マグカップしかない。何を飲んでいるかすら徹底的に見せない。
架空の世界の食事シーンは難しい。
何を食べているかによっては、ストーリーが良くても評価が下がる場合がある。例えば肉を美味しそうに食べたらヴィーガンやベジタリアンが嫌がったり、その他にグルテンが嫌だとか加工品が嫌だとか人によって受け入れがたい氣持ちになるということがあるし、何をどのように調理して食べるかまでの設定が難しいということもある。
現代とかけ離れた別の世界観を丁寧に描写しようとして料理したり食事をすれば、当然排泄のこともやらなければならなくなるから大変。
と、まあ見せたいシーンばかりやって生活感をおろそかにしているところはあるが、いちいち迫力があるし良いシーンが多くあり、満足した。
盛り上がりに欠けた完結編
尻窄みのシリーズ
『メイズランナー』3部作シリーズの最終章。だが物語が進むにつれて、内容的には尻窄みの内容。パート1で、迷路を命がけで脱出をはかる緊迫感や、若者達の集められた謎に迫るミステリアスさが無くなり、内容も様変わりしてしまった。
やはり、本シリーズは巨大迷路に潜む不気味さや恐さが惹かれた。しかし2作目からは、『バイオハザード』や『ハンガーゲーム』『マッドマックス』のいいとことりしたような内容で、本シリーズならではの面白さが影を潜めたのが残念。
前作ラストで、WCKDに囚われたミンホを救う為に、トーマス達は、WCKDの本部がある最後の都市へと向かう。そこでは、フレアの血清を作るために、ミンホのような抗体のある人間を使って、人体実験を繰り返していた。そんな折、ある集団の中には死んだはずのギャリーと再会し、WCKD壊滅とミンホ救出の為に共に闘うと誓い、本部に潜入し、激しいバトルを繰り広げる。
出演者は,トーマス役のディラン・オブライエンをはじめとして、パート1から引き続き、テレサ役はカヤ・スコデラリオ、ニュート役のトーマス・ブローディ・サングスター、ミンホ役のキー・ホン・リー、ギャリー役のウィル・ポール等が顔を揃えている。ディラン・オブライエンは、本シリーズからハリウッド・スターとしての地位を固めた。
シリーズ完結編。 あくまで前2作を視聴していることが条件だが、3部...
最後の“迷宮”なのか?
ピンチでも「どうせ」と思っちゃった
ラストとなる本作ですが、自分だったら主人公に付いていこうとは思いません。パート1から何か自己満足的なノリなんですよ。話してる最中「そうか、じゃあそうしよう」と思う説明がほとんどないのでピンと来ないまま進んでいく感じ。
ピンチまたピンチの連続で「どうせ助かるんでしょ?」なんて絶体絶命とは裏腹に冷静に見ちゃいました。
ピンチ作りすぎ。
「さて、上手くいかなかったピンチはどれでしょう?」とクイズにしたら面白いかもしれません。そのくらい冷静に観てしまいましたが、
が
・SFならではの映像を満喫するには今作が一番刺激的
・過去の登場人物やキャラが一通り出てくるし、それを上手くまとめている
・今作は人間関係がしっかり出ている
こういった良かった点もあるので最後まで楽しめました。
パート2が単なる遊園地アトラクションゲームのようなノリに思えたのがもったいない。
近未来アクション!
友情映画の究極点
いろいろと目をつぶれば結構楽しめる
メイズ・ランナー3は、劇場で鑑賞するタイミングを失したままそれっきりになっていたが、ディラン・オブライエンの新作を見たことで、急に見たくなった。
一作目は、設定が斬新でとても面白かったが、2作目はゾンビ登場でやや失速。3作目は、迷宮を迷走しながらもなんとかゴールって感じかな。
メイズランナーは、なんて言ってもエイダン・ギレンの悪役ぶりがいい。ゲームオブ・スローンズでもしぶとくあの不敵な笑みを見せつけて、視聴者の怒りを増幅させたが、メイズランナーでもそう。この悪役がいるからこそ、物語は面白くなる。
ローラ・サラザールがワイルドかつキュートですごくいい。「アリータ バトル・エンジェル」の主役に抜擢されただけあるよね。
問題は、1人の仲間を救うために都市をぶっ壊してもいいなんて安っぽい仲間意識。せめて見捨てられた人々のために戦ってくれたら感情移入ができたのに。
ゾンビウイルスが空気感染するとか、ガバガバの設定を気にしなければ楽しめるかな。
こういう作品に辻褄を求めてはいけない
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