仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判のレビュー・感想・評価
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アマゾンズが真の仮面ライダーになる映画
3年前、このネット配信作品が映画化までするなんて誰が想像できただろうか? 結論から言わせてもらうと、仮面ライダー映画として心から愛おしく思える作品になっていた。「アマゾンズ」としてだけではなく、「仮面ライダー」として。 「仮面ライダーに牙を取り戻す」そのコンセプトから2016年にシーズン1が始まった。平成1期にあったかつての刺激が復活して、世代の自分にはどハマりした「ヒーロー番組」だった。そして、翌年シーズン2。更にドラマ・描写が濃くなり良作感は確実に増した。ただ、とことんニチアサとは区別化させる作りを徹底した結果、「ドライブ」・「エグゼイド」とはまた別の意味で「仮面ライダー」っぽい作品ではなくなってしまった、というのが個人的なドラマシリーズの感想。 劇場版の私の解釈はズバリ!露頭に迷う異形の者が初めて仮面ライダーとしての立ち位置を確立する、物語!実際これまでも長編もので似たテーマはやっていますが、どれも悔いが残る結果のものが多かった。私は今作で初めてそれを描くのに成功したと考えている。本編のラストシーンはついつい真、ZO、ブレイドを思い浮かべてしまった。 とあるタブーを行うことで、あるものを確立させるあたりは宗教観を感じた。今作中のテーマもものすごーく濃かった。各キャラが犯した「罪」によって人間、アマゾン、仮面ライダーが完成される、このあたりの構成が本当に精神的にエグい。でも上手い!w流石、高橋悠也さん。 キャストの演技は本当に素晴らしかった。製作陣も一丸となって過酷な現場に魂を投じているのが伝わってきた。悠と仁の肉弾戦もいいシーンだったよ...もはや子供はポカーンだろうけどw 今後も応援したくなるメンバーばかりだった。 長文失礼。 「アマゾンズ」の完結編と考えると確かにスケールは少々物足りないという意見も否めない。そもそも単体で終われないくらい壮大だから。ただ、番外編、単体物と捉えるなら。アマゾンズとはそもそも何だったのかという問いのまとめにもなり得る映画だと思う。「アマゾンズ」もこの映画でついに「仮面ライダー」として無事着地した言える、と自分は思うけどいかがでしょうか?
突っ込みどころ満載の脚本 そして低予算
全編通して低予算なのが滲み出てます。派手なCGシーンは予告編に出ているのが殆どです、あとは血のエフェクトくらいでしょうか。シーズン1.2で見所だったワイヤーアクションもほぼ有りません。「取っ組み合ってる叫んでるだけ」という印象
そんな訳で殺陣に関してダメダメなのですが、脚本も酷いです。「新たなるシグマプロジェクト」は何処へ消えたの? なんで鷹山さんがこんなにあっけなく拘束されてるの? なんでベルト付いてるの? 突っ込みどころしかありません。 七羽さんの羽が落ちている演出、あれは何だったんでしょう?無能なスタッフがシーズン2の真似をしているとしか思えません。
はっきり言って、東映主導で製作した結果でしょう。小銭稼ぎの為にシリーズ潰されて残念でなりません。 二年間楽しんできたアマゾンズ、さようなら。
まだ続編がほしい
アマゾンズ完結編…と銘打たれた作品だが、正直「え?これで終わり?違うよね?まだやるんだよね?」と思わせる作品だった。アマゾンズ2が衝撃的な終わり方をした分だけ、こちらがしょぼく見えてしまう。電王もさらばと言いつつ何回かやってるし、きっとまたやってくれるよね。 しかし、次回作に期待が持てるかというとちょっと……。全体的に弱い。流血っぷりは健在だが、最終章なのに物語を転がす役割が新キャラに振られるってのはいかがなものか。終わりなら終わりらしく既存のキャラだけですべてを片付けてほしかった。 ただし、ストーリー自体が悪かったわけではない。外伝としてみれば非常に面白い。これまでのアマゾンズのテーマに一石を投じ、投じて、そのままだった。苦しみながら己のカルマを背負ってでも生きていくしかない。生きてゆきたい。それがアマゾンなのだ。 そう考えると、テーマも最終章にふさわしいのだけれど、やっぱり既存キャラだけで話を転がしてほしかったなあ。 そして、アクションがとてもいい。野性的どころか凶暴さが実によく表れたアマゾンズらしい、粗野なアクションだった。これはもうぜひ劇場で、そして4DXで観てほしい。特にアマゾンへの変身時に、首筋に熱い空気が吹きかかり、それが最高にテンションを上げてくれる。4DXで観る価値あり!
橘局長がMVP
イベントとか行くレベルでめちゃめちゃ楽しみにしていた分、少し物足りなかったです。
良い点
・橘局長が面白い
体がくの字に折られたのに全く後遺症も無いとはアマゾンより回復力高いのでは。。それだけで面白いのに最後のシーンは最高。
・悠演技力アップ
これは本人のインタビューとかでも気合い入ってるのが分かってたけど、予想以上でした。本気で噛みにいってるし、生身で殴り合いだし。素晴らしいと思います。
悪い点
・ストーリーが突っ込みどころ満載
何で仁さんが捕まってたとか説明ありました?私は分かりませんでした。あと、どんだけ考えてもアマゾン畜産化のメリットが分からない。この世界は豚や牛が謎のウィルスか何かで死滅したんでしょうか。選ばれた変態金持ちのグルメとして需要があるような描写だったものの、全くもって度しがたい。唐突な「アマゾン牧場・・・」には笑ったけども。
あと、作り手には全く罪がないものの、映倫指定Gはどうなのか。
ほぼ見た目は人間のアマゾンを食べる輩はカニバリズム全開だし、戦闘シーンはネット版と同じくらいスプラッターなのに。。
うーん、物足りない!
総括するとなんだかサラッとしていた感が否めないのはなぜだろう。
なんというかきれいなアマゾンズだった。平成2期に通じる毒気の少なさというか。
絶望成分と熱さが足りなかった。
1~2期で製作陣にハートを痛めつけられた分(いい意味で)期待値上がりすぎてたのかな。
でもね、アマゾンズ好きな人はそういうのを求めてる!(たぶん)
個人的には仁さんの最期はもっと丁重に扱ってほしかったかなあ。
悠と戦って決着がついて死ぬのかなあ(2期の流れを見ると仁さんの安息はもはや死しかないじゃん)とは思ってたけど、もっと七羽さんの出し方とか含めぐっとくるものがあっても良かったはずなのに。ていうか2期で出た千翼くんの死の影響が劇場版ではほぼ感じられなかったけども。
あ、でも人間と家畜の問題をテーマに持ってきたのは「おお!」と思った。喰うか喰われるか、殺すか殺されるか(生きるか死ぬか)そんなサヴァイブ感を持ってる人物ばかりだったから、そこに「喰われる運命を受け入れた(生きる意思を持たない)存在」を入れてきたときは「面白い」と思ったんだけど・・・。
あと登場人物のパーソナリティーに関する違和感も満載で集中しきれなかった(やはり脚本家違うから?)。例えば、1~2期の悠くんは美月の前で「自分には家族いない」的な発言はしない気がするし、仁さんが施設でなんかチープな鎖で捕まってたけど、たぶん1~2期の仁さんならアマゾン体で無理矢理突破するか、千翼のことがあったわけだから自分が新たなアマゾン生み出す原因になるくらいなら自分で舌噛み切るくらいの抵抗はしそうなのになあ。とか。
全体通して悪くはなかったんだけど、アマゾンズ視聴者が求めてるのは「いい話」じゃないわけだし、もっと攻めてほしかったなあ。というのが個人的な所感。全国公開の劇場版という制約もあったせいなのかもしれないけども。
とりあえず終わらせた…
とりあえず終わらせた…けど僕は、余計なエピソードはいらないから、水澤悠と鷹山仁の対決、二人の殴り合い、罵り合いを最初から最後まで観たかったんだ…でも、カッコいいことに変わりはないです。
鷹山仁完結篇
シーズン2は予想の上の上を行く非道な展開に「これ以上登場人物を苦しめないであげて‼」と思いつつも楽しんでいましたが
今回は残念なことにその願いが通じてしまい予告から想像した範囲内の展開に
とは言え生きること食べることに触れちゃんとアマゾンズであったし
悠と仁さんの決着も見る事ができた
アマゾンズ完結篇と言われると消化不良感もあるが
鷹山仁完結篇と言われるとすんなり受け入れられた
アマゾンズ完結編!MX4Dにて残念!
悠と仁の因縁の闘いに終結!
仁の死!……七羽さんとやっと再開!
脚本家高橋悠也のストーリーはまとまっていて、小林靖子監修さすがの展開でした。
これで、やっと完結!
仮面ライダー映画の中で、一番だと思います。
MX4Dにて鑑賞しましたが、MX4Dとは相性が悪く風と揺れだけで、残念でした!4DXの方が相性がいいと思いました。
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