劇場公開日 2018年7月7日

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「突き抜けた狂気の向こうに爽やかな純愛あり」君が君で君だ mittyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5突き抜けた狂気の向こうに爽やかな純愛あり

2019年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しそうな青春しているポスターデザインと池松君の笑顔につられてみた映画。

内容はといえば……、これは一般的な倫理観、常識的なモノサシで見てはいけない映画です。

女の子にぞっこんなのは、ブラッド・ピット(満島真之介)かと思ったら、物語が進んでいくうちに、尾崎豊(池松壮亮)の方が超・やばいやん!と気付きました。やっていることは、常軌を逸しているけれど、10年間、3人が純粋に姫をあがめ守り続けている姿が愛しいし、登場人物で嫌いな人はいなかったです。首輪の跡も笑えるし、大倉孝二の坂本竜馬がおかしくて。

向井理の自分は半端でいいです、というのも納得しながら笑いました。

とにかく、突き抜けているんで、かえって爽やかです。

mitty