「恋するダイアナ」ワンダーウーマン 1984 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
恋するダイアナ
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可愛いダイアナが見られる。
どんな願いも一度だけ叶えてくれる石。
そんなものが敵として現れるわけだが…整合性などつかない事情だらけの全世界は大混乱なのである。
若干ツッコミたくたくなるのは「この世界には世界の平穏を欲するものなど1人もいないのか?」って事だ。
まぁ、欲深いことこの上ない。
ただ、そんなモノを願ってしまえば物語は急速に収束してしまうので、善なる心は影を潜める。
アクションはなんか大味のものが多かった。
楽しくはあったのだけど…なんつうか流して見れちゃう感じが多かったなぁ。
その代わりに恋するダイアナが目一杯。
どのシリーズを見ても、あんな楽しそうなダイアナはお目にかかれない。どころか、全編通してストイックな印象でもあった。
何も望まない。
世界を守る使命に直向き。
そんな彼女が愛を謳歌する姿は感動的だった。
結果、自らの使命の為に恋人の存在を諦める。
その泣き顔の切ない事…胸が締め付けられるとは、この事だ。
そして、まぁ、そっからの爆発力を期待するのだが…どうにも食い足りなかった。
最終的には全世界の善意に委ねられたような結末なのだけど…このへんのルールが分かりにくく「??」は残る。最後はスッキリまとめた感はあるものの…どちらかと言うと、コレじゃない感はあったかな。
ワンダーウーマンが空飛べるようになってたのにも驚いて…設定崩壊的なアレコレがウザい。
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