劇場公開日 2020年12月18日

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「これはこれでアリ」ワンダーウーマン 1984 raumerさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これはこれでアリ

2020年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

WWってアメコミヒーローの中では描き方を間違えるとイタい存在になってしまうと思うんです。
1作目は時代を第一次世界大戦時にすることでうまく溶け込みました。
本作は1984年とはいいながらほとんど現代でどうなんだろうと思いましたが、
スーパーマンやスパイダーマンのようには衆人の前に出ないでこっそり人助けをするんですね。
話は全世界が滅亡に向かうという大風呂敷を広げた話でしたが、
WWの力を無駄にエスカレーションさせるのではなく、従来どおりの肉弾戦と、
女性らしい話の畳み方でアベンジャーズには無い良さがありました。
私は吹き替え版で見ましたが甲斐田裕子さんの声と話し方が
ガル・ガドットの肉声よりWWらしくて良かったです。
やはり吹き替えは人気タレントではなくベテランの声優がやらないと。
それにしても、冒頭の回想シーンだけで日本映画一本分の金と手間がかかってそうで
やっぱりハリウッドはすごいと改めて思いました(笑)

raumer