「大スクリーンに映えるガル・ガドットの美しさ」ワンダーウーマン 1984 regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
大スクリーンに映えるガル・ガドットの美しさ
公開延期の危機に何度も見舞われてのようやくの封切り。いろいろと賛否あるだろうけど、『TENET テネット』といい、とにかく年内劇場公開に漕ぎつけたワーナーの執念に拍手。
前作同様、ガル・ガドットの美しさが実に映える。そんな意味でも大スクリーンで観た方が良い。
ランニングタイムが150分もあると先に知って少し不安だったけど、そんなに長尺には感じなかった。アクションシーンも、他のDC映画と比べてもよくコレオグラフィが出来ていたと思う。
前作は正直ヴィランに華がなかったけど、今回はご贔屓女優のクリステン・ウィグが務めるというだけで点数アップ。コメディ俳優が敵役や悪役を演じるとハマるという持論は今回も当たった。
DCコミックスのヴィランは、ジョーカー然りレックス・ルーサー然り、肉体の破壊よりも心にダメージを与えるタイプが多い気がする。その役を担ったマックスの暴君ぶりも際立っていた。
延期の憂き目に遭ったものの、この時期の公開になったのは結果的には良かったのかもと、ラストで実感。
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