劇場公開日 2025年4月25日

マインクラフト ザ・ムービーのレビュー・感想・評価

全95件中、1~20件目を表示

3.0う〜ん😅乗れなかったかな

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

ゲーム名は知っていましたが、具体的なゲーム内容やキャラクターを全く知らずに鑑賞→結果は😅😅😅
はじめから終わりまで置いてきぼりな映画は久しぶりで面食らいました。あれ?なんでこの映画観たいと思ったんだっけ?とすら思いました。映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が普通に面白かったので、そのノリで来てみましたがちょっと違いました🙄きっとゲームを何度かプレイしたことがありゲームの世界観をもっと詳しく知っていたらあと2倍は面白かったのではと思います。う〜ん「マリオを超えて世界中で大ヒット!」の文言にもやられましたが、私は断然スーパーマリオブラザーズ派でした。
ゲームのハードプレイヤーの方には歓喜の映画なのかもしれません♪

この映画をおススメするは
・ゲームの世界観が大好きな人
・マインクラフトで一度でも遊んだことがある人
・アドベンチャー好きな小さなお子さまなどかしら🙄

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ななやお

4.0ゲームの映画は俳優が魅力的だった

2025年4月28日
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鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

世界販売本数が3億本を超え、"世界で最も売れたゲーム"としてギネス認定されているゲームの映画化だとか。だとかとしか言いようがないのは、筆者はその分野にまるで疎いからだ。しかし、世界興収がすでに3億ドルを突破し、最近あまりいい話がないハリウッドの救世主になるとまで言われていると聞けば、観ないわけにはいかないではないか。

ゲームの世界に転送されてしまった人間たちが、すべて四角いブロックでできた空間で自分だけの世界を創造していくという、クリエイティビティ(独創力)に関する物語でもあった。
視覚的にゲームの世界を踏襲している部分が多く、ゲームマニアはさぞかしご満悦だろう。

方や、映画に特化して生きてきた側に言わせると、先行して異世界へ足を踏み入れるスティーブ役のジャック・ブラックが、同じジャレット・ヘス監督の『ナチョ・リブレ 覆面の神様』('06年)以来になる振り切れた動きと、さらに言うと、『スクール・オブ・ロック』('03年)以来の当たり役を得て、実に生き生きしているのが嬉しい。CGの世界に対抗し得る強烈な"顔芸"に圧倒されない人なんていないはずだ。そして、元ゲームチャンピオンのギャレットを演じるジェイソン・モモアの、マッチョを完全に封印したボンクラぶりもいい。

と言うわけで、結局は人間(俳優)が何よりも魅力的な記録的ヒット作なのだった。

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清藤秀人

3.0何かを忘れた私達へ

2025年5月1日
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 最近のニュースを見る限り、私達の住む世界のほうが、ネザーだと思います。欲しいものがある限り、あらゆる犠牲を他者に強いる、それがこの世界の本質です。たださ、ネザーになくて、この世界にあるもの、何だと思います?。それは、この映画観て見つけてね。

 なんにも、うまくいかね-、今日この頃の、私です。でも、だからこそ、信じたくなるものがある。夢は思うだけものではなく、1.5秒で爆裂するものでもなく、叶える努力の導火線であって欲しいものです。常識のない世界には、容赦ない破滅の刃が振り下ろされますが、常識しかない世界には、どんな未来が待ち受けると思います?。

 皆様のクラフトは、誰と力を合わせて完成させますか。どんな未来が込められていますか?。

 私のクラフトは…

 「木靴の木」
 生き物が、食べ物になる。「マイクラ」の中では、ずいぶんデフォルメされていましたけど、その日常を丹念に描いたシーンがある名作。地味な映画ですが、「マイクラ」のデフォルメに、違和感ある方、ない方、それぞれに観てほしい逸品です。チャレンジしてね。

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機動戦士・チャングム

2.0現実世界いらない

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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単純

マリオみたいな感じを期待して、世界的大ヒットとハードル上げて見たところ、何もかも大きく下回った。現実世界のB級ストーリーは止めて、もっとゲームに振り切ったら良かったと思う。せっかくマイクラの世界は綺麗で、ゲームをやってる人ならワクワクするのに、現実世界の虚無感はすごかった。あとギャグは完全に小学生以下向けで、マイクラ好きな子供以外はターゲットじゃないと思う。IMAXとか4DXも正直必要ないレベル。

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タベ

4.0人は誰でも

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

創造主である。だが、その
創造主たる世界に引き籠もっている限りは
世界は広がらない。

だから詰まらない世界であれ現実世界で
その想像で得られたクラフトを活かし現実化することが
大切である。

堅い話にするとそう言うことだと。

本作は教えてくれたのだと思う◎

また、その創造にケチをつけ罵り嘲り笑う奴らは
臭くてケチ臭い豚野郎だってことはリアルでマジな話

だってことも言ってんだよね。

とそんな結論に僕の頭脳が達した時
オイそんな所で終わって良いのか?
と野沢さんの声が響き渡ったからさあ大変w

アラレちゃんや悟空の世界へと舞い戻る必要性に
僕は迫られたんだよな(^^)

ギャグと笑いで始まった物語が
ドラゴンと遭遇して世界を救う物語へと展開する
その変化をディグしてクラフトせよ。とね!

良い映画鑑賞だったわ🎬
ありがとう😊マインクラフト🎵

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tomokuni0714

5.0マインクラフトのマの字も知らなかったけど、めっちゃ楽しかった

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

どんなゲームなのか、Wikipediaで予習(笑)してから鑑賞(字幕版)
正直まったく期待してなかったんだが、
めっちゃ笑えてめっちゃ楽しめた。

ゲームネタは全然わからんが、過去のローラーコースター・ムービー等のネタ満載。

基本、シンプルなプロットだけど、
テーマには意外と深さもあるし、
完全ハッピーエンドで元気がわく。

間合いの外し方が絶妙だし、言葉遊びもしゃれてたし、音楽も楽しめた。
さすがにポップコーンばら撒いて騒ごうとは思わんけど、
結構「ノリノリ」でありました♪

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島田庵

3.5思いのほか

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

斬新

映画化発表時はあまり興味なかったのですが、ジェイソン・モモア出演と知り公開日に観ました(笑)

題材がマイクラという難題。
あの世界への入り込み方、出始めがすべてを決めるなと見始め・・・なかなかウマい入り方したなと思いました。

現実感・現代感からマイクラの世界にリアル人物が入ると違和感しかないし、実写化失敗の多数の作品の仲間入りしそうでしたが、リアルの年代を古く設定したことで、違和感あまりなくマイクラの世界に入り込めたと思います。

全体的には、マイクラを遊び続けてる高めの年齢層にもウケつつ、子供達も楽しめる、丁度いい感。
ただ、ホンキのアクション映画が好きになる大人世代には少し物足らなくなる。
とはいえ、映画としては十分面白く、マイクラを元にした迫力もあり、海外での人気も頷けました。

ゲームのリアル化に新たな手法と可能性が見えた良作でした。

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taka_chan

4.0面白いです、ジュマンジみたいで😊

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

カワイイ

予告を見て、俄然見に行きたくなり、鑑賞。
ジュマンジが好きなんですよね〜✨
敵キャラ死んでもオニクになるので、子どもでも安心して観られる安心映画👍
意外と子どもの方がこのゲームよく知ってるかも…。
内容もココロを空にして楽しめる、GWにピッタリの楽しい映画です✨お姉さんが可愛くて愛らしい♥

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王sadao

2.5子供と吹き替えを鑑賞

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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単純

カワイイ

だいぶ、かけ足で進んでいく印象でした。
ゲームの内容を網羅してあるようで、子供は楽しめたようです。

メインの女優さんが若かりしベッキーそっくり。吹き替え版は声がめるる。
若ベッキー×めるる
とても可愛いく仕上がってました。

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mas

3.0子供向けに全振りすればもっと良かった?

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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斬新

タイトル通りです。GW真っ只中に親子で見に行きました。席はほとんど埋まっていて大盛況。
大人でも楽しめました。
多分、全体的に大人も子供もゲームやり込んだ人もそうでもない人もなるべく楽しめるようにと作ったのでは?と想像したのですが、結果的にマイクラの世界観はこれでいいのか?という感じもしたし、かといってゲームよくわからない勢には「これってなんだろう?」となる瞬間がありますので、とっ散らかり感は否めません。でも子供たちはベタな部分で笑ったり(思い切り吹っ飛ばされてずっこけるとか)あれは○○だね?とお友達同士で話す声が聞こえたり楽しそうだったので、もはや子供向けに全振りしたら、逆に満足度上がったのかなあ?って。
大人が笑っちゃうようなアメリカンジョークも混ぜちゃっても子供にはわからない。ただ邦画じゃなくて、これ洋画だもんなと考えたらこんなものか。キャラクターを通してプレイヤーになった気分!とかにもなるほどの没入感はなかったし。
あ、関係ないですが、周りが騒がしい時期なのでポップコーンは食べやすかったです。大半が小学生か園児を連れた親子や友達同士でした。
あと、日常にちょっと疲れたおじ様には、時間とお金の余裕があれば、見てもいいかなと思います(力説しておすすめはしない)

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mykp

1.0やっぱジャックブラックと相性悪いと再確認

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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単純

一部では名作との誉れ高い「スクール・オブ・ロック」と同じで、「ここ笑うとこ!」みたいなノリに最後までついて行けなかった。

多分40分くらい寝ちゃったと思うw

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Ninetendo

4.0こういう切り口もありかと。

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

まさかのマインクラフトがえいがになるとは、まさかの切り口は素晴らしい。
まあ、じゅまんじも映画化したしなあ。
新しい切り口の映画を是非とも劇場にてご覧ください。

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流浪の旅人ぱぱや

3.5ブラック、モモアほかキャスト好演。ベッキー似のヒロイン推しなれど活躍せず。全体的に物足りない。もう少し何かあってもいいのでは?

2025年5月1日
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鑑賞方法:映画館

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楽しい

ゲーム「マインクラフト」は全く知りませんでしたが、W主演ほか出演俳優と、四角いゲーム世界を理屈抜きで楽しみました。
モモアがゲーマーで、筋肉系ヒーローで無いところとか、ブラックの力の抜けたコメディアンぶりが良かったです。
姉貴役のエマ・マイヤーズがベッキー似で実に可愛らしかったのですが、突然の母の死で弟を女手一つで育てなくてはならなくなったうえに、弟が問題を起こして大変な役どころで、さらにヒロインポジション。
なのに今一つ活躍してないのが実に残念でした。
話は単純でもいいのですが、それにしても浅すぎて、もう少し何かの拘りがないと、平板すぎてわざわざ観に来たかいが無いようにも感じました。

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ITOYA

2.5なんじゃこりゃ

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

ゲームも俳優も好きなのに・・・
導入からかったるくてその時点でもうやばい映画臭がするってなかなかないですよw
そのままの流れで割とどうでもいい話が続いてマイクラ要素が薄い薄い
おバカ映画としても中途半端と言わざるを得ない
マグロゴジラと同じ臭いを感じるんだけど監督は他の事やりたかった感じなのかな?
期待していただけに非常に残念

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レッド

1.5四角形

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

映画として面白いのか、全くついていけなかった。なんか、残念。

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DnaH

3.0期待はずれ🦆

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

単純

ゲームに親近感がない事もあるがストーリーや展開に馴染めなかった。観客のターゲットは小中学生以下なのかもしれない。世界観がイマイチだった。
比べてはいけないかもしれませんがジュマンジの面白さには遠く及ばず?残念😢

52

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タイガー力石

3.5あまりにも荒唐無稽。しかし、エマ・マイヤーズの可愛さに乾杯!

2025年4月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

【イントロダクション】
《世界で最も売れたインディーゲーム》として2014年にギネス記録にも認定され、2023年には売上本数3億本を突破した『マインクラフト(通称:マイクラ)』の実写映画化。3Dブロックで構成された世界で、創造力・想像力を駆使してサバイバルを繰り広げる。
主演に『ジュマンジ』シリーズのジャック・ブラック、『アクアマン』(2018)のジェイソン・モモア。
監督に『ナポレオン・ダイナマイト/バス男』(2004)、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(2006)のジャレッド・ヘス。脚本にクリス・ボウマン、ハベル・パーマー、ニール・ワイドナー、ギャビン・ジェームズ、クリス・ギャレッタ。

【ストーリー】
幼い頃に鉱夫に憧れ、採掘(マイン)することを夢見ていたスティーブ(ジャック・ブラック)は、会社員としてドアノブを売る日々に嫌気が差し、幼い頃に夢だった採掘の為に鉱山を訪れる。
夢にまで見た採掘作業を楽しんでいると、スティーブは謎のキューブとそれを納めるクリスタルケースを発見する。2つを合わせると、異世界へ通じるゲートが開き、四角形の物体で構築された世界“オーバーワールド”へと転送される。

オーバーワールドでは創造性が鍵を握り、頭で考えたものを何でも創造(クリエイティブ)出来る。世界の仕組みを理解し、自由に創造を楽しむスティーブは、狼のデニスと親しくなる。

しかし、ブタのモンスター・ピグリンが住む暗黒の世界“ネザー”を支配する魔女・マルゴシャは、キューブの力を悪用してオーバーワールドの征服を企てていた。
スティーブはデニスにキューブとクリスタルを渡し、現実世界の自宅へ隠すよう指示する。無事に現実世界へとやって来たデニスは、指示通りキューブとクリスタルをスティーブのベッド下に隠すが、やがて家主不在により、スティーブの私物は競売に掛けられる事になってしまう。

古びたビデオゲーム店を営むギャレット(ジェイソン・モモア)は、かつてアーケード・ゲームのチャンピオンとして君臨し、“ザ・ガベージ・マン”の愛称で親しまれていた。しかし、現在では店の経営も上手くいかず、立ち退き命令を言い渡されてしまう。
一発逆転を狙うギャレットは、友人のダリルが催すコンテナ・オークションに参加。目当ての商品は空箱だったが、偶然にもキューブとクリスタルを手にする。

ナタリー(エマ・マイヤーズ)とヘンリー(セバスチャン・ハンセン)の姉弟は、母の死後、遺志を尊重して街へと引っ越してきた。彼らを案内した不動産業者のドーン(ダニエル・ブルックス)は、動物園を開く事を夢見ており、移動動物園として車にアルパカを乗せている。

ヘンリーの転校初日、彼は登校前にギャレットの店に寄り、彼と知り合いになる。転校後初授業となる美術ので、ヘンリーは持ち前の独創性を発揮するが、クラスメートや先生に批判されてしまう。自らの発明が実現可能だと証明する為、ヘンリーは即席のジェットパックを作るが、クラスメートのイタズラによりジェットパックはナタリーの職場であるポテトチップス工場に直撃してしまう。

ナタリーに申し訳が立たないヘンリーは、ギャレットに叔父と偽って迎えに来てもらうよう頼み、彼の店で展示されていたキューブとクリスタルを手にし、2つを合わせてしまう。
ヘンリーの行方を案じたナタリーは、唯一頼れるドーンと共に、ヘンリー達が向かった鉱山へ向かう。
鉱山で合流した4人は、キューブに導かれオーバーワールドへと転送されてしまう。
キューブが再びオーバーワールドに戻った事を察知したマルゴシャは、捕えたスティーブを解放し、彼にキューブを持ってくるよう命じる。

スティーブの助けによって窮地を脱した4人だが、元の世界へと変える為に必要なクリスタルケースが破損してしまう。クリスタルケースを再び入手する為、5人はクリスタルが保管されている“森の洋館”へ旅立つ事になる。

【感想】
私自身は原作ゲームをプレイしておらず、Vtuberの実況動画でおおよそのゲーム内容を把握している程度のマイクラ初心者。とはいえ、本編に登場するキャラクターにはクリーパーやゾンビ、エンダーマン等、見覚えのある顔もチラホラと居た。

そんな私が、本作を鑑賞して抱いた感想は

「「「くっだらねぇwwwwww」」」

である。いや、これは立派な褒め言葉だ。
そもそもがクラフトを楽しむ為の荒唐無稽な設定・世界観のゲームなので、ストーリー性などはあったものではないのだが、それを気楽に観られるポップコーン・ムービーとして成立させたのは見事だと思う。ツッコミ所満載だが、そもそも真面目なスタンスで鑑賞するような作品ではない為、気軽に楽しむのが吉だろう。
また、くだらない内容だが、出演陣の豪華さや高いクオリティのCGによって描かれるマイクラワールドには画面を持たせる画力があり、最後まで観客を牽引して鑑賞させてくれる。

とはいえ、あまりにも荒削りな作品なのは間違いない。まだ創造(クラフト)途中かな?

ストーリー構成自体は、メインの目的は「異世界を救う」というシンプルなものなのだが、登場人物の過去や関係性、破産を逃れようと鉱山にあるダイヤを取りに行こうとするギャレット等、中途半端に入り組んでいる。その割にキャラクターとしての葛藤や成長が弱く、取って付けたような印象を受けた。
特に、ジェイソン・モモア演じるギャレットは、かつてアーケード・ゲームの王者だったという設定があり、本作もゲーム原作の作品なのだから、クライマックスでは当然その特技を活かした活躍が用意されているものだろうと期待したのだが、その要素は全くと言っていいほど活かされておらず、単なる設定や挫折を描く材料としてしか機能していなかったのは非常に残念だった。

また、ドーンに至っては、そもそも登場させないでも話が成立してしまう程、その存在意義が薄いキャラクターであった。

「存在しなくても話が成立する」で言うと、副校長のマーリーンと、オーバーワールドからやって来たニットウィットのロマンスは完全に不要。都度彼らの出合いやデートシーンが挟まれるのだが、そのくだらなさを笑えれば良いが、ハマらない人にはひたすらノイズにしかならないだろう。

ドラマとしても、オーバーワールドで才能を開花させたヘンリーと、同じくオーバーワールドに居場所を見出していたスティーブの「元の世界へ帰るか?」という問題には、もっと真剣に取り組んでほしかった。
最終的に、皆現実世界へと帰還し、それぞれが新しい居場所を得たり、夢を叶えて成功して、めでたしめでたしで終わるので、鑑賞後の気持ちとしては悪くない。だが、それは非常に安易な方法で誤魔化されたに過ぎないという印象は拭えない。

このように、101分という鑑賞しやすい尺に対して、あまりにも入り組んだ設定や無駄なシーンが多く、それらを煮詰めて整理し、無駄を省けば90分以内の尺にすら出来てしまったのではないかと思えてしまう。いや、出来ただろう。

正直な話、この作品があの抜群の完成度の高さを誇った『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(しかも、こちらは上映時間92分)』(2023)の北米オープニング興収1億4600万ドルを超え、テレビゲーム原作映画として歴代最高のオープニング興収1億5700万ドルを叩き出したとは信じられない。批評家が酷評したのも頷ける。

そんな本作において、唯一手放しで絶賛出来る点が1点ある。それは、ナタリー役のエマ・マイヤーズだ。
とにかくエマ・マイヤーズが抜ッ群に可愛い!!可愛いッッッ!!(大事な事なので2回言う) 「何をしていても可愛い」という、その暴力的なまでの可愛さに、一気に大ファンになってしまった。
彼女を劇場の大スクリーンで観る為だけでも、鑑賞料金分の価値があると言っても過言ではない。私の評価点の大半は、彼女の存在によるものである。
だからこそ、弟ヘンリーの保護者としての苦悩や、亡くなった母への思い等は、単なる設定や取って付けたドラマ以上の印象は受けなかったので、もっと煮詰めて活躍させてほしかった。

キャリア史上最もボンクラで雑魚キャラを演じるジェイソン・モモアのはっちゃけぶり、コメディの名手ジャック・ブラックの安定したコミカルさも、興味の持続という役割を果たしていたようには思う。ジャック・ブラックの無駄に高い歌唱力が、くだらない溶岩チキンミュージックやデニスとの別れの歌を聴かせるものにしてしまうのも悔しいが面白かった。

そう、やはり気楽な気持ちで鑑賞するのが1番の作品なのである。

【総評】
荒唐無稽なストーリーや世界観は、まさにゲームをしているかのような感覚で、本作をキッカケに原作ゲームは更に売り上げを伸ばすことだろう。

批評家の予想を上回る特大ヒットとなった事で、問題なく続編が製作されるだろう。出来れば続編では、もう少しストーリーテリングにも力を入れてほしい。

何よりも、今後のエマ・マイヤーズの更なるブレイクに期待大!!

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緋里阿 純

1.5ナタリーがかわいいだけ、かも

2025年4月29日
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鑑賞方法:映画館

カワイイ

こども向け映画、なわりに尺が長く明らかに途中で子供は飽きていました
現実世界パートを短くするとか必要な気が、、
あとは黒人女性役は必要あったんでしょうか
あとは敵もオリジナル、クラフトもオリジナルありで正直なところ無料版の映画宣伝アドオンいれてゲームを一度したほうが子供も大人も楽しめます、、バケツヌンチャクとかポテトランチャーのくだりは、そんなアイテムないよ、とまわりのこどもいってました
ナタリーがかわいいですが、吹き替え初挑戦のめるるさん、慣れてないのか違和感がありました、特に山寺宏一がノリノリでやっている分
ただ最後のインチキスペイン語を否定する天丼ギャグのとこはうまかったので吹き替えやってくうちになれていったんだろうなあといったとこです
ナタリーがいなかったら絵面が汚いのでナタリーいてよかった
あと、校長と村人のくだりは一切必要ない、時間の無駄、あれがなければもっと短くできたのでは?
ナタリーことメルルさんががんばってるのは素人吹き替えのユーチューバーの面々が所々でひどい…ほんとうにひどい…
ハズレ映画だと思いますがまあ、ナタリーは可愛いなあ、顎割れてるけどと思ったらウェンズデーの子かぁ、と納得

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bore

4.5シンプルな潔さ子どもも大人も楽しめる素晴らしい構成

2025年4月29日
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恐らくかなり賛否分かれていると思われますが
個人的にかなり割り切った見せ方にはかなり好感が持てました
全てが思った通りの展開でカタルシスや予想外の展開は一切ないと言ってもいいレベルですが、原作へのリスペクトも入れつつ見せたい物は見せる作り手のこだわりも感じられました
見てて楽しい映画だったので良かったです
映画に意味ばかり求めずたまにはこう言う映画を見るのも良いのではないでしょうかと言う思いで星4.5つけさせていただきます

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掘

2.5ゲームを知らないと

2025年4月29日
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鑑賞方法:映画館

ゲームについては知らないで観ました。
たぶん私のような人は見ない方が良かったのだと思います。
世界観が理解出来ず笑いにもついていけなかった...
この映画の良し悪しを語るには歳をとり過ぎたようです。

GWということで劇場は家族連れを中心に賑わっていました。

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sazanami
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