「英語が出来ないと、どうしようもない事を再認識」クレイジー・リッチ! 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
英語が出来ないと、どうしようもない事を再認識
シンガポールの不動産王の御曹司と、NYU経済学教授のアラサー女性の恋を描くラブコメディ。
面白いです。ラブコメの基本が抑えられていますね。登場人物的には、大富豪の御曹司と、その事実を知らない彼女。そして、御曹司の厳しい母親、無責任な親戚、変な親戚、協力的な親戚。そして、御曹司に群がる女たち。彼女側には、力付けてくれる親友。ストーリー的にも、思いがけないプロポーズ。プロポーズを諦めざるを得ない出来事、白馬に乗って来たかのような御曹司の登場。
何といってもこの作品は、ミシェル・ヨーかな。自身も、夫との結婚を反対されたという過去を持つがゆえに、息子の嫁候補にもきつく当たると言う事なんでしょうかね?彼女が居た事で、ただの大金持ちのバカ騒ぎになりかねなかったこの物語に、ピリリとした緊張感を持たせています。
それと、物語後半、色々と出来事が起きて物語は緊張感を高めていくんですが、最後の最後、御曹司が白馬に乗って来たかのように登場したシーンには、なんかウルっとしかねない感じも。お約束のシーンなんですけどね。
でも結局この映画を見て一番思ったのは、「英語が出来ないと、話にならんな」と言う事でした。
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