「レディガガの奥深い才能と新境地に乾杯」アリー スター誕生 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
レディガガの奥深い才能と新境地に乾杯
主演のブラッドリー・クーパーは、てっきりミュージシャンだと思ったが、後からミュージシャンではなく、しかも監督までもやってたのには驚かされた。個人的には好きなタイプの音楽では無いが、なかなかのボイスと演奏演技で感心させられた。
リメイクで仕方がないかもしれないが、ストーリー自体はありふれていて陳腐。脚本家としてのクーパーが平凡ということかも。それにもかかわらず、この映画は、ガガの魅力を最大限に引き出した類まれな傑作ミュージカル映画と思われた。
素顔のガガを初めて見たが、監督の演出のせいか、美人でないが確かに、とても可愛く愛おしく見えた。そしてその外見と物腰がスターらしく変化していく様相は見事。そして、やはり圧倒され、且つ魂に響く歌詞と歌唱力。多くの曲調は、ガガとしては従来なかった様な少しクラシカルなバラード調で、それがまた新鮮で感激させられた。レディガガの演技も全くナチュラルで、映画全体として、ガガの才能の幅と深さと、新たに今回作曲作詞された曲の素晴らしさから、新ためてその音楽家としての凄さを感じさせた。確かに、同じ音楽家としてこの才能に嫉妬することへのリアリティは十分有るかも。
はじめまして、Kazu Annさん
みかずきです
沢山の共感&フォローありがとうございます。
10年近く、kinenote、yahoo映画レビューなどに映画レビューを投稿していますが、こちらのサイトには本年2月に登録したばかりです。
宜しくお願いします。
私も、共感ポイントは同意見ばかりではなく、納得できるレビューに付けています。
Kazuさんのレビュー、拝読しましたが、
御自分の主張をハッキリ述べる本格的な硬派レビューですね。
さて、本作、何度か映画化されていますが、仰る様に、レディーガガの表現者としての可能性を感じる作品でした。ブラッドリー・クーパーの歌声にも驚かされました。レディーガガが歌うラストソングが圧巻でした。
では、また共感作で交流させて下さい。
-以上-