「純愛」アリー スター誕生 西国くんさんの映画レビュー(感想・評価)
純愛
クリックして本文を読む
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、酒に溺れ、徐々に歌う力を失っていく。
今作は、ブラッドリー・クーパーが監督も兼ねている。
当然彼が演じるアリーの恋人ジャックの扱いは丁寧、というか依怙贔屓レベルの破格のカッコよさ。
その分、のし上がってくる新スターアリーとのバランスが取れるようになっていた。
落ちぶれる元スターのイメージを今シネマではうまく回避していた。
映画が追い求めたのは最後まで、アリーとジャックの純愛。
アリーを愛するがために選んだ死。
いい年の大人の恋愛物語に本映画がアメリカ国民ストーリであることに納得した。
コメントする