劇場公開日 2018年8月11日

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「誰にでも起こりうる恐怖。疑似体験出来る異色のパニック映画!!」ブッシュウィック 武装都市 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5誰にでも起こりうる恐怖。疑似体験出来る異色のパニック映画!!

2018年8月25日
PCから投稿

悲しい

怖い

興奮

【賛否両論チェック】
賛:突如失われた日常の中、主人公達に近い目線で戦場を奔走していく展開に、言いようのない緊迫感が感じられる。
否:主人公達が際どい所を助かっていくのは、お約束とはいえかなりのご都合主義。グロシーンもあり。

 当たり前だと思っていた日常が一瞬で終わりを告げ、普通に暮らしていた街が戦場と化してしまったら。一見突拍子もないようで、実は今のご時世誰にでも起こりうるショッキングなストーリーに、まずは圧倒されてしまいます。
 そしてやはり特筆すべきは、長回しを多用したその展開です。主人公達と近い目線になって、次に何が待ち受けているか分からない街中を駆け回る様は、観ていて思わず手に汗握ること請け合いです。
 内容的にどうしても荒唐無稽感があり、好き嫌いも分かれそうな作品ではありますが、あまり観られない作風でもありますので、是非ご覧になってみて下さい。

映画コーディネーター・門倉カド