猫は抱くもののレビュー・感想・評価
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大島弓子さんをパクってます。
沢尻エリカさんは私の好きなエリカさんでした。最後に猫を抱きしめて言う言葉は旅立ってしまったウチの猫を思い出して泣いてしまいます。
大島弓子さんを知らない人は検索してください。『綿の国星』は私の一番好きな
まんがです。苦手な猫が大好きになった気付かけでもあります。
こういう映画もある
戯曲の翻案かと思ったら違うのね。演劇の芝居がかった台詞でテーマを語ってく貧乏くささが、そのまま映画に持ち込まれてて「いや、それやるなら、舞台で観るから」と思ったよ。
ストーリーは超単純で「そこに落ち着くので良いんだ」と思うの。「そこに落ち着くのは単純だけど、確かに解るわあ」というほどは書き込まれてないのね。
作中で絵が出てきて「すげえ絵、描けた」ってことになってるんだけど、これ難しいよね。いつも思うけど映画で出てくる「すげえ絵だ!」って大したことないもん。この絵、画廊に持ってっても渋い顔されるでしょ。
色々とあるんだけど、岩松了、吉沢亮が引き締めるから観てられるね。沢尻エリカは往年の凄さはないけど、やっぱり可愛いし。
世界観が…?
レビューを読んで悩みましたが、猫大好きだし観てみました。
一体わたしは何を見せられてるの…???となるシーンが多かったです。
好きな人は好きそうですが、自分にはちょっと合いませんでした。
でも好きなキャストが多かったし演技もよかったです。コムアイさんかわいい。
そして、本物の猫はあまり出てこない。
じんわりと優しい映画
舞台みたいな映画だった。映画なんだけど、作り込まれた舞台セットがきれいで、見入ってしまった。じんわり泣ける。優しさとつらさにじんわりと。
猫はそんなにたくさん出てこない。猫が出てくると自由さに魅了される。
華やかな都会でスポットライトを浴びるアイドルと田舎の片隅で一生懸命働くスーパーの店員。
対照的な世界で沙織は生きてきた。
アイドルをやめてもメンバーカラーの水色をカバンやマフラーにまとい、彼女が出会う画家のゴッホの服は大好きな黄色の絵の具が飛び散る。
沙織の良男と、ゴッホのキイロ。
昔、絵本で見たあおくんときいろちゃんみたいな。2人の旅にも目が離せなかった。
映画を観に行ったきっかけは、なんか毎日に疲れていたのと、吉沢亮くんが猫を演じるらしいというので、気になって久しぶりの休みに電車に乗って観にきたのだけど、すごくよかった。吉沢くんが演じるロシアンブルーの良男はすっごく可愛い。沙織に撫でられて気持ち良さそうにゴロゴロしたり、沙織がトレイに流し込むキャットフードに食いついたり。これは吉沢亮くんだっていうことを忘れて良男可愛いよと完全に良男だと思って見てた。
沢尻エリカさんは女神のように綺麗だし、峯田さんは自由なゴッホにぴったりだった。歌もちょっと歌っていて嬉しかった。コムアイさんはほんと猫がそのまま人間になったような、キュートルックスと透き通るような声。
魔法にかけられたような、長い夢を見ているような素敵な時間だった。
上半期最悪😱
原作は未見だけど、このタイトル見たらファンタジー系ほんわかラブコメを想像しますよね?
固い役の多いエリカさまの素敵な笑顔とか、お気に入りの亮くんのゴロニャン姿を期待しましたが・・・
しかし、なぜに舞台風演出???
ただでさえ安っぽい画面が救いようもなく貧相になった上、ストーリーも何の工夫も無く、俳優陣もオール横滑り。
この監督にはこのジャンル不向きだったようですが、芸術作品じゃないんだからもっと観客を楽しませる努力をすべき。
同時期の「焼き肉ドラゴン」も酷かったが、まだ救いがあったと思います。
「沢尻エリカ、いい」
53本目。
沢尻エリカと言えば、ドラマ「1リットルの涙」で、錦戸亮が沢尻エリカを探して走るシーンで、レミオロメンの粉雪が流れて、号泣したのを思い出しますが、
この作品も沢尻エリカを代表する、映画の1本になったのではないでしょうか。
演技凄い良かったです。
彷徨い血迷い見目好い人
私は猫がそんなに好きではないし、猫と見ればすぐ可愛い可愛いと騒ぎ囃したてる世の中の風潮を常より甚だ疑問に思っている。
それでもこの映画に出てくる猫たちは、なんだか愛しく可笑しく可愛く見えた。
擬人化させることで猫に対しての見方が変わって、一々ハラハラしたりホロリとしたりホッコリしたり。
純粋な子供のような話し方の良男に感情移入してしまい、全然何とも無いような場面で涙が出てきた。
元アイドルの超絶美女である時点で共感も何も無い沙織の、絶妙なダサさには気の抜けた笑いが出てきた。
「ツンデレ、デレ抜き」な職場仲間への態度といいゴッホへの高飛車な物言いといい、ちょいちょい引っかかる点はあれど。
一度丸裸になって、今までの自分を認めて今の自分を許し愛することが必要なのは、彼女だけでなく世界中のどの人にも言えることで、それを許してくれるこの映画に救われたような気になる。
ゴッホのような人や良男のような生き物がそばにいたら面白いだろうな…
観て良かったと思える映画だった。
舞台のような演出やアニメーション、音楽の使い方がなかなか今までにないようなもので面白かった。
沙織を軸にした本筋はわりとシンプルなんだけど、あちらこちらに展開し寄り道するストーリーを夢のような演出で無理無くまとめていたので全然飽きることなくずっと観ることができていた。
拍子抜けするようなトンデモ展開に萎えることも幾度かあるけど、すぐに持ち直す力があった。
好き嫌いは分かれるだろうけど、私は好き。現実味の無さが非常にマッチしていて良かったと思う。
水曜日のカンパネラが手がける音楽も良かった。
そもそも普段から聴いている音楽なので耳馴染みが良く身体に浸透してくる。
沙織と良男がじゃれ合うシーンにて、沢尻エリカの顔が小さすぎて遠近が狂うことが多々ありちょっと面白かった。
猫が大好きなのです。
舞台みたいな
撮り方でした。
キサラギとか
ニコールキッドマンの
ドッグヴィル?だったかな?
みたいな
すぐ
お芝居でありそうです。
一緒に見に行った人は
意味わからんって
言ってましたが
私は結構好きでした。
キャストが好き
この映画は、峯田和伸が出ていたから観に行った。犬童一心監督の「グーグーだって猫である」が大好きな映画のひとつだから、また監督が猫の映画撮るのか…と思い期待していった。
実際は、内容やストーリーはそこまで興味惹かれなく、中でも私が1番もやっとしたのは見せ方。全編通して、「何者」のクライマックスのネタばらしの時の見せ方、舞台風のような演出だった。それが効果的になる時もあるけど、この映画に関しては、何故ずっとこれ…と。(「何者」の時はむちゃくそ良い見せ方だった) 妄想好きな主人公だとか、自分のことを人間だと勘違いしている猫の話だからだとか、色々理由はあるんだろうけど、「面白い」「面白くない」で言うと歴然だった…。
峯田和伸と吉沢亮はさすがだった。
峯田和伸は作品にも恵まれるタイプだけど、どんな作品に出ても自分の色やナチュラルな演技と存在感があって本当役者としても素晴らしい。もしかしたら他の人が言っていたら薄っぺらい台詞に聞こえていたかもしれない一言を彼が言うだけで重みが増す、気持ちがこもっててこっちにまで伝わってくる。真剣さも。ピュアさも。大好きだなあと思う。
吉沢亮はきちんと役になりきれる。猫の役をしても猫に見えてくるし、女性ウケを狙った可愛さとか嫌らしい感じもなくてすんなり入り込んでて納得できるし目で追っちゃう。声と喋り方も聞いててすんごく気持ちがいいよ。周波数的なレベルで心地良い声。あと「リバーズ・エッジ」の時に最後に見せた目を見開く表情。あれが今作でもあったけど、猫ってこんな顔するな…と猫をあまり真面目に見たことない私でも思った。
コムアイも猫役。コムアイは前に二階堂ふみとやったショートストーリーのドラマや「わにとかげぎす」などで演技してるの見たけど結構下手で…。でも、今回は猫だからそもそもの本人の雰囲気に合ってた。目も声も性格も猫っぽい。歌うシーンもあったし、コムアイの良いところは凄い出てた、可愛かった。
キャストすごく良いのにな…と思った作品でした。
予告編とか見てなかったから
始まってすぐ擬人系なことが分かり、2月に観た猫がしゃべる面白くない映画を思い出して後悔したけど、この作品は凄くいい映画でした。
沢尻エリカさんの演技は毎回とてもいいですね。人にも猫にも同じようによしおとして接していて全く違和感がないのがすごいです。
最後の方が少し難しいけど、思い出して楽しみながら、じっくり考えてみようと思います。
猫の良男のかわいさにキュンとする!
沢尻エリカさん演じる沙織と猫の良男役の吉沢亮さんの2人のやりとりがとってもかわいくてほっこりした。
元アイドル沙織の物語は、すごくリアルで少し胸がギュっとなるようなお話だった。
自分を人間だって思っている良男、犬を飼っている自分としては自分の愛犬に良男を重ねて見てしまった!
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