「辛い」人魚の眠る家 あおねるさんの映画レビュー(感想・評価)
辛い
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もしも私が大事な娘の瑞穂(稲垣来泉)の脳死を告られた母親の薫子(篠原涼子)の立場ならきっと耐えられないと思います。医者に脳死か心臓死のどちらかを選べると言われたってそんなの簡単に受け入れられるはずないし、臓器提供の話をされても困惑してどうしていいか分からないと思います。
この作品ではまだ未完成な最新技術を駆使してまるで娘がまだ生きているかのように共に過ごしてしまったことにより、母親である薫子に希望を抱かせてしまいました。そして周りの家族をも傷つけてしまいました。
始まりから終わりまで辛いお話ですが、なぜ瑞穂は脳死してしまったのか。その真実を知った時私は涙が止まりませんでした。
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