「刺さる言葉の連続。終始鳥肌。そして久々に涙ポロリ。」人魚の眠る家 ブッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
刺さる言葉の連続。終始鳥肌。そして久々に涙ポロリ。
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究極の葛藤に心えぐられ、泣いちゃいました。気持ちが分かるんです。自分の大切な人が生きていると信じたいのは誰もが理解できる。しかし、脳死の娘を"生きている"かのように見せられた側の戸惑いも容易に想像できる。。。
主人公がナイフを持って娘を刺そうとしたシーンは鳥肌が止まらなかった。自分が娘を刺して、刑に服するなら、喜んで受ける、と。なぜなら、それは「娘が生きていた」ことが認められたことになるから。
その後も突き刺すようなセリフの連続。脚本家天才。「人は二度死なない」「生きてる死体にしておかないから」という主人公。「俺が君に"偽りの希望"を与えてしまった」という夫。さっきまで娘は死んでいると言っていた夫が、必死で娘を守るシーンは、涙で視界がぼやけて何も見えませんでした!涙
娘が主人公に別れを告げたシーン。「幸せだったよ」というセリフに救われるような気持ちになった。
最後に。東野圭吾、天才すぎ。。
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