「外野は黙ってろ」人魚の眠る家 more truthさんの映画レビュー(感想・評価)
外野は黙ってろ
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美しくも悲しい話です。
薫子の異常とも言える行動や考えに寒気を覚えたと、ここのレビューでは多く見られるし、私も正直気持ち悪さを感じたのは事実です。
しかし、当事者にしか理解出来ない事って世の中に無数にあるし、それを非難する権利は誰にも無い。
ただ、観ていた誰もが薫子が瑞穂に包丁を突き立てたとき止めて欲しいと思ったのではないでしょうか?それは瑞穂は生きていると思っているからではないでしょうか?
勿論、臓器移植の為に意思表示する親が非常だと言いたいのではなく、当事者が生死を判断すればいいというのが最終的な私の思いです。
従ってこの映画のテーマの1つである、法律については他国に追従するのでは無く、親が判断して決める現行法で良いと思います。
それもまた親にとっては非情な判断を強いるのだとしても、それも親の責任の一部ではないでしょうか。
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