「超カロリーの最高映画」ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
超カロリーの最高映画
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テレビ版の超は観ていないけれど、まあ何とかなるやろと思って鑑賞。旧映画のブロリーは何度か観ていて、そこからどう変えてくるのだろうとワクワクしていた。
まず、冒頭の惑星ベジータとフリーザ、そしてパラガスの物語はうまい具合に焼き直しされていた。ブロリーへの共感もわきやすいし、なによりバーダックがかっこいい。旧作はちょっと設定に無理があったものな…。しかもテレビ版超に続く物語にしてあるから、ブロリーがやっと正史に組み込まれてうれしい。
で、ちょっとしたコントが挟まれて、映画が始まって30分くらいしたらベジータ・悟空がブロリーと会敵。ここからがすごい!ずっとバトルバトルバトル、バトル三昧なのである。
もう、とにかくバトル。劇場に響く打撃音、映えるエネルギー弾の光。悟空たちはほとんど叫び声しか上げていない。
もしかしてこのまま60分くらい闘いっぱなしなのか?と思ったら、本当にそう。でも最高。劇場で観れてよかった。
最後は最後できれいに締めくくられていた。俺は子供心ながらにバイオ生物にまでなっても化け物扱いされるブロリーがかわいそうでならなかったので、ちゃんとブロリーが平静を取り戻して、一人の人間として生きていくルートはとてもうれしかった。そばには仲間もいるし、ちょっと遠いところにはライバルもいる。
美しいストーリーに、テンション爆上がりの最強バトルで構成されたこの映画。ぜひ劇場で観てほしい。でもIMAXだとさすがにきついかも。
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