「ある意味、天才的な脚本だと思います。」ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー 琥珀さんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味、天才的な脚本だと思います。
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仕事に疲れた大人は必見です。
恥ずかしながらドラゴンボールをアニメで観るのは初めてでしたが、やられました。一般的な映画に比べてセリフは少ないのに、結構心の奥深くまで刺さりますね。
5年と5センチ。
このエピソードだけで、どんなに力や権力や抜きん出た技術や大切な家族や友人を持っていようが、誰にでも子どもの頃と同じような叶わぬ願い(大人になると見栄とか自意識過剰とか劣等感などのネガティブな範疇の感情として封殺してしまいます。本当は持ち続けていても)があるのだな、ということがユーモアに包まれて伝わってきました。
だからなんだ⁈と思われるかもしれませんが、ものすごく心が軽くなる効果がありますよね(週末の夜に見たから余計そう感じるのかな?)。
ラストは純粋に何かを求め続けている人の心のありようが、これもまたストレートに伝わってきて、泣けてきそうでした。
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グレシャムの法則さんのコメント
2018年12月24日
昨日鑑賞した『シシリアン・ゴースト・ストーリー』(上映館が少ないのが残念です)で誘拐された少年のリュックの中に悟空のフィギュアが入っていました。そして、彼を慕う少女はそれを彼の代わりとして手元に置いておく、という痛切な心情の象徴として、割と重要なアイテムとして、使われていました。髪の色はブルーでした。