「チャールズ・ブロンソン鍛えられた男」デス・ウィッシュ Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
チャールズ・ブロンソン鍛えられた男
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オリジナルとされる映画「狼よさらば(1974)」とはテイストが180度異なる本作。前作では映画「ダークタワー(2017)」に出てくるガンスリンガーが愛用しているRemington 1858 New Armyも出てくる。銃をただ単なる武器としてではなく、一つの芸術品とまではいかないまでも、映画の中では異彩をはなっていた。
今では忘れ去られているかもしれない、なぜか日本人が好きなチャールズ・ブロンソンが主演でこのシリーズを五作中の一作目をベースにしているが、内容は似通っていてもこの映画ではシリーズ化は無理と思える。家族の復讐劇に固執したものは見やすいが、最近のブルース・ウィルスの出演映画の面白くない、肩の筋肉の落ちた老人としか見えなくなってしまっているもので、彼では見栄えのいいアクション映画はもう無理となっている。だから中年が主人公のこの作品のリメイクをしたのか。ちなみに「狼よさらば」では民度の低い国では、娘のレイプシーンがよく取り上げられ、レイプ犯の一人が若き日のジェフ・ゴールドブラムとは誰も知らない。
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