15時17分、パリ行きのレビュー・感想・評価
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まだまだこの域には…
なんだこの視座は…無差別テロの事件性より主人公たちの人間性にフォーカスするとは…それを本人たちを使ってやるなんて…この域にはまだ達せられないな。
リアルを超えたリアルさ。
クリントイーストウッド監督の作品はアメリカスナイパー、ハドソン川の奇跡と最近のものも観ましたが、リアリティがハンパないです。
テロリストと戦ったご本人達を主演に起用するなど発想がスゴいですね。
しかし、それをドキュメンタリー映画ではなく、エンターテイメントにしたててるのは流石でした。
次回はどんなテーマで映画を見せてくれるか楽しみです。
魅力的ヨーロッパ!
大人たちに都合のいい子供とは何なのだろうか
世界はほぼそんな人たちが大人になっている
だからと言って子供に都合がいい大人とは限らない
いい子でいるのは子供の時だけなのだからね
子を信じて育てるのは難しい
心配するのは親として当たり前かもしれないけど信じていればさほど心配にもならない
子供が何か間違ったりしくじったりしてもやり直せばいいんだからしくじる前からあれこれ言うのは好きではない
何事も経験だと思う
何か見えない力で私たちは生きているのだと思う時がある
人間だけじゃない、鳥も像も魚もみんなみんな
今自分がこうしてここにいる事さえもそんな力なのかも
良きにせよ悪しきにせよね
でわでわ
イーストウッドは単なる愛国ジジイなのか
本人でやったというトライは素晴らしいと思うが、だから何なんだろう。彼らの演技が上手いのかどうなのかよくわからないが(英語圏の人に聞いてみたい)、彼らが演技をすることで、リアリティが出るということなの? 逆じゃないかね・・・
結局、イーストウッドはアメリカ大好き・愛国主義者ということに見えてしまう。もっとニュートラルな人かと思っていたが、その点残念。
映画のほとんどを占めた、そこに至るまでの彼らのバックボーンはこの事件に関して特に重要な意味を持つとも思えず、条件反射的に立ち向かったようにしか見えない。
本人達が演じてるとは、、、
役者顔負けの演技?
演出力が素晴らしい。
片田舎のごく普通の若者達の話、
田舎だから軍に入るしかないのか??
普通の若者達がバカンスで
テロに遭遇する実話が
約90分と短くまとまって観やすい。
性善説を信じたくなる映画でした。
言いたいことはわかるが
ノンフィクション映画だし、「その時」のために運命に導かれて…というのには、とても興味深く事実とは奇妙なものだと思わせる力のある映画だというのは、とてもわかる。
けど、半分くらいはヨーロッパ観光のPVか?と思わせるような内容だった気がする^^;
悪く言うつもりは無いけど、もうちょっと濃い内容で作って欲しかったかな。
行動を起こす勇気
クリント・イーストウッドさすがと言える作品。長尺の主人公3名の生い立ち、これってほんとにいるの?って問いたくなる。でも感動のラストシーンに線で繋げる秀逸さ。現実の英雄達に再現させる臨場感と感情移入。日常の誰にもありふれた海外旅行に起こる惨劇。軍事用ライフルを構えた屈強な狂人に正義感で対峙できるか、行動を起こす勇気。考えてしまう私含めた人々に感動を与える作品。
実際の事件を当事者達を集めてドラマ化という『ハドソン川の奇跡』の向こう岸に到達したイーストウッド師匠のメッセージに打ちのめされました
2015年夏、アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス内で起こったイスラム過激派の男による無差別テロ、タリス銃乱射事件の実録ドラマ。たまたま同じ電車に乗っていた幼馴染トリオ、スペンサー、アレック、アンソニーが未曾有の事件に立ち向かうという実話の映画化ですが主役3人はご本人、列車の乗客もご本人達が多数参加。
実話なのでどこにも伏線はないのは当たり前としても事件と何の関係もないことが延々と描かれて色んな人達が唐突に登場しては消えていく。主人公3人が事件に遭遇するまでブラブラとヨーロッパを旅行する様も克明に再現しているので、半分は思い出の旅行ビデオみたいな展開。しかしこれらの何気ない何の変哲もない映像とセリフの数々が脳内に蓄積されたところで訪れる物凄く短いクライマックスを目の当たりにして、ようやく本作のメッセージがストンと胸に落ちる。巨匠がついに辿り着いた境地を目の当たりにした余韻が鉛のように膝の上に横たわり、しばし席を立てませんでした。これは凄いものを観ました。
もう一度見たい!
本人出演という荒技をやってのけた稀有な作品。テロの事件性よりも主人公たちの人間性にフォーカスを当てている点はいかにもクリント・イーストウッド的。テロの虚構性は後景に退くがツーリストとして国境を越える私たちの現実を上手に映している。
微妙。
ノンフィクション映画なので、
ドラマチックでなく退屈。
主人公の一人が軍人になって人を救いたい的なことを言っていて、アメリカが世界各地で戦争起こして多くの人々を不幸にしているのになんてアメリカ的な正義を語る奴なんだと思った。
また、テロリストがなぜテロを起こしたのかは一切描かれず、一方的な主張の映画。
映画向きじゃない実話。
英雄たちの半生
テロを防いで勲章をもらった彼らはどのような人達で、何を想い日常を過ごしていたのかが、本人達自身が伝えているのは良かったと思う。全ての日常シーンはラストのためにあると言っても過言ではない。銃やナイフを持ったテロリストに迷いなく突っ込んでいく姿は勇敢だった。
だからこそ、実話のため過度な脚色はできないが、ラストがあっさりし過ぎていたのが残念。日本が平和すぎるせいか、存在が遠過ぎて「凄い人達」くらいしか感じなかった。
根本は隣人愛?描くのは究極のリアル
役に立ちたいという使命感はそれとなく伝わって来た。けど、幼い頃のエピソードというか、他の人とは少し違ったっていう描写はもっと抑えめで良かったと思う。なんか上手く言いづらいのだけど、それが返って現実味を少し損なうように感じました。仮に実際そうだったとしても、なんか物語が強くなってしまう気がする。物語ではあるんですけどね……
前半の事件と過去と日常が行き交う見せ方は結構好きでした。
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