15時17分、パリ行きのレビュー・感想・評価
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イーストウッドはこの年で新しいことをやるんだから凄いな。運命に導か...
イーストウッドはこの年で新しいことをやるんだから凄いな。運命に導かれたのかもしれないけど、誰にでも訪れる運命でもあるってことを中盤の長ったらしい旅行シーンで表現してるのかな。
ラストに感動!
回想シーンが、はじまると
なんかカモフラージュの悪ガキの話?
これは、失敗?
学校も落ちこぼれ
軍隊でも落ちこぼれ
ヨーロッパ観光案内?
しかし核心になると
さすがイーストウッド監督
しかも本人が出演者!
ラスト思わず感動しました。
現代最高の巨匠のアバンギャルドな最新作
またまたイーストウッドが実話を映画化。事件の当事者達を本人が演じたことも話題となっているが…なるほど。物語はあっても脈絡がないため散文的になりそうなものを「運命」の一言で貫いてみせた手腕に脱帽。巨匠の新境地ではあるが正直かなり危ういバランスの作品だとも思う
中盤は観光映画か?というぐらいに主人公達がヨーロッパの各所を散策するばかり。やや弛緩しているとさえ感じる中で主人公の一人であるスペンサーが「人生観」を語るシーンを以って本作が散文的になることなく一貫していると感じた。ただそう思わない人がいても全然不思議じゃない。そういうバランス
「主よ私を平和の道具にしてください〜」とスペンサーは何度も祈る。確かにクライマックスのアレは神のもたらした奇跡としか思えない。『ダーティハリー』においてドン・シーゲル監督に神性を与えられたイーストウッドが本作を監督したこともまた神の導きなのかもしれない…知らんけど
『15時17分、パリ行き』はイーストウッドの最高傑作では決してないけど現代最高の巨匠のアバンギャルドな最新作。当然映画ファンは観ないわけにはいかないよ。あと男達の友情に萌える人には無条件でオススメ。青春映画としての一面もある
出来事に対しては称賛するが 映画としてはいかがなものか? 展開が退...
出来事に対しては称賛するが
映画としてはいかがなものか?
展開が退屈で演出も真実以上でも以下でもない
人を助けたい
運命的なものは導かれている
などのメッセージも薄い
15時17分、パリ行き
2018年20本目の劇場鑑賞。
2015年にフランスの高速鉄道で発生した銃乱射テロ事件で、
犯人を勇敢に取り押さえて大惨事を阻止したアメリカ人青年3人の英雄的行為を映画化した実録ドラマ。
仲間と旅行して、
列車に乗ったら、
たまたまテロリストがいて、
思わず行動したら英雄になってしまったお話。
本作は実際のテロ事件を題材に描く作品であり、
こういう実録モノはとりあえずハズレがない無難な題材ですが、
ちょっと違ってました。
テロ事件の発生から収束にいたるまでを、
サスペンスたっぷりに描かれると思って見ると肩透かしにあうと思います。
本作は、
サスペンスでもパニックでもなく、
ヒューマン・ドラマです。
本作は、
子ども時代、
軍人時代、
観光、
事件と4つの構成なんですが、
特に観光のシーンが必要かと思いました。
観光シーンの時は「早く列車に乗ってくれ!」と思いました。
見終わってから気づいたけど、
出演者が本人役として本作に起用され、
劇中で自らを演じるという前代未聞のキャスティングだったのには驚いた。
メインの3人だけでなく乗客までもが出演。
クリント・イーストウッドは87歳になっても、
まだ誰も踏み込んだことのない新しい映画の可能性に挑戦する姿勢は素晴らしいと思います。
まさか、
プロの俳優をキャスティングするのが面倒で、
本人にやらせれば楽だということではないですよね?
当事者達による再現ドラマは余白が一杯⁈
最初にオヤッと思ったのは、三人共軍人⁈じゃ無いんかって事。黒人のアントニーはただの大学生だったんだね。アレクはオレゴン州兵だったんだ。軍人は予告の時から犯人に向かって行っていたスペンサー・ストーンただ一人。三人は子供の頃からのサバイバルゲームの遊び仲間だっただけ。
次にオヤッと思ったのは、アラッ四人なのッてとこですかね。じゃああと一人の伝記的なことは割愛なのッてとこ。
それは中途半端なご都合主義だよね。
キリストの啓示みたいな運命的な経緯を膨らまされても、そう言う因果関係的なことには無関心なんでピンと来ません。
悪いけど駄作認定です。
物語には欠ける。“素人”を使った限界なのかも
実話を下にした作品。
2015年8月21日に発生した、アムステルダム発パリ行きタリス内で発生したイスラム過激派の男による無差別殺傷事件に遭遇したアメリカ人の3人の青年が、事件を防ごうと活躍した姿を描ている。主人公のアンソニー、アレク、スペンサーの三人を、本人たち自身が演じている。またその他、乗客の一部も、事件に遭遇した当事者たちが演じている。
“素人”のアンソニー、アレク、スペンサーの三人を、堂々とメインに据えて作品を作り上げた、クリント・イーストウッド監督に敬意以外の何物も無いですね。いやぁ、よく怖くなかったなと。最初は、カイル・ガルナー、ジェレミー・ハリス、アレクサンダー・ルドウィグの3人のプロ俳優を使っての作品を検討していたそうなのですが、最終的に、当事者本人を使うと言う決断をイーストウッド監督が下しています。
イーストウッド監督の英断で起用された、アンソニー、アレク、スペンサーの三人は、素人ながらに“まぁまぁの演技”も見せています。中でもアンソニーは、少年時代のエピソードでも明らかにされていましたが、“口が上手い”と言う人物らしいので、三人の中では一番演技が出来ていたように見えました。アレクとスペンサーは、何とかなっていましたが、少しぎこちないところも感じました。そういう意味では、プロの俳優の演技の凄さも感じました。
素人を起用したがゆえになのか、クライマックスのタリスでのシーンは、短いです。作品の多くは、そこに至るまでの三人の姿を描いています。プロ俳優を使った作品だったら、もっと違う感じになっていたでしょうね。
本人だったのか!
全く事前情報なしに観たので、本人さんが演じてるとは思わなかった!驚き。映画「ネイビーシールズ」も本人出てて、下手だなぁと思ったけど、今作は違和感ないです。みんな、イケメン。事件自体はすぐ終わって肩透かしだったけど、彼らが行動できた前提がしっかりと描かれており、そちらがメインです。ストーン氏が一番頑張ってますが、撃たれた人も十分ヒーローだと思います。
本人たちが主演の実話
クリントンイーストウッド監督の作品。
俳優を使わず、本人たち(3人の若者)が主演で、3人の出会う少年時代から、事件で犯人を取り押さえるまでをドキュメンタリー風にしている。ごく普通の若者たちがどのようにしてテロリストに立ち向かい取り押さえたのか、取り押さえるシーンだけでは、事件のドキュメントドラマで終るが、彼らの生い立ち、出会い、親友、偶然等でストーリーを膨らませていて、分かりやすく、感動する作品。3人のヨーロッパ旅行のシーンは、自分も楽しく旅行しているようで良かった。
彼等がいて良かった
あんなスゴい数の銃弾使って、動く密室である列車でテロが完遂されていたらと思うと…世の中ホント恐ろしいね。おちおち列車で旅も出来ない。手荷物検査とかしなきゃダメになるのかもね、今後は。
子供の頃は先生からの評判が悪く、夢見たことに努力するも一歩叶わず、肝心なところではミスをする、どちらかと言うと不器用な人が起こす奇跡のような話。
パリに行く行かないであれだけ迷い続け、行くと決めたらまさかの不運…でもきっと、呼ばれたんだろう彼等は。そういう台詞もあったけど、必要で存在することって、きっとあるんだと思う。
普通に気の良い若い男の子たちだけど、3人中2人も軍人で、応急救護もよく知ってて、勇気もあって、あの日は二日酔いでもなかった!笑
それはきっと必要で存在したんだろうと、イーストウッドの過度に演出しない淡々とした描き方や、色彩豊かながらも落ち着いた映像などから感じることが出来た。
とても静かな名作、という印象。
どんぱちは期待しないように。
イーストウッド的なアメリカいちばん、だけど良作でした。こういう人達の信念と行動があるから平和があるのかも…決してまねは出来ないけど。
映画人生ながいイーストウッドはさすがにつくり方がうまい、と思う。静かな話をたんたんと、それだけでなく時間軸の使い方もさすが。
良作、って感じです。
ノンフィクションの現実
泣いた。わかってる話なのに。
こんなに心が痛くなるくらい響くなんて。
現実は小説より奇なり。
喉が痛くなるくらい泣いた。
主人公が本人なのはびっくり。
イーストウッドは最近フィクションばかり撮ってるけど、観ると圧巻。
現実の偉大さ。
じわじわ
35本目。
間を開けず本日2本目。
眠い。
監督、役者関係なく思うのは事実をそのまま伝え様としてるから、見易い。
拍子抜けしちゃう人もいると思うんだけとね。
でも最後に進むにつれ何かじわじわ、涙腺が・・・。
シェイプ・・・とは対象的だった。
あとはね、役者揃えりゃいいってもんじゃないって、昨日アカデミー賞あったから何かそう思う。
もう少し3人の人柄を知りたかった
実話を元しているだけあって終盤はかなりドキドキしながら見ることができました。
予告では3人でテロに立ち向かったとあったので、どのような展開だったのか期待していましたが思いのほかあっさり展開してしまい少し拍子抜けしてしまいました。それだけ実話に忠実になんだと思います。
3人のバックボーンが9割の映画だったので、様々な伏線を感じていましたが風呂敷を大きく広げ過ぎていたようにも感じました。
ただそれでも3人の行動を讃える素晴らしい映画だったようにも感じました。
その時行動出来るか。
クリント・イーストウッド監督が実際に起こった事件を元に登場人物も本人達を起用し描いた映画だがただのヒーロー物としては描いていない。
何故彼らはその時その場所にいたのか、そして彼らを行動に動かした原動力は何かを彼らの過去から描いたドキュメンタリーと言っても過言ではない。
この映画(映画と言っていいのだろう)は賛否両論あると思う。
何故この映画をイーストウッドは撮らなければならなかったのかと問いたい。
日本人には理解出来ないキリスト教の教えが彼らの根底にある。
その瞬間に僕達は行動出来るのだろうか。
多くの人は怯え逃げ惑うしかないだろう。
銃を目の前に立ち向かう彼等。
『GO Spencer!』の声に脳より体が反応している。
最後のシーンは緊迫感溢れる映像が続きました。
娯楽作品の多いハリウッド映画にあってドキュメンタリー的にこの映画を作った事は評価したい。
穿った見方をするならば軍賛美的な要素も感じられる。
ただ彼等は軍のエリートでも無い。
多分その辺にいるたくさんの若者と一緒なのだろう。
この事件を機に彼らはどう変わったのか。
聞いて見たいものだ。
前置きはやっぱり大事ですな。
「15時17分、パリ行き」字幕版で鑑賞。
*概要*
2015年にヨーロッパで起こった無差別テロ「タリス銃乱射事件」で現場に居合わせ、犯人を取り押さえた3人の若者を主役に、事件に至るまでの彼らの半生を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して描いたドラマ。
*主演*
アンソニー・サドラー
アレク・スカラトス
スペンサー・ストーン
*感想*
クリント・イーストウッド監督の作品のファンなので、鑑賞。まず、驚いたのは、キャストが本人。駆けつけた警官までも本人だとは驚いたなー。演技もどっかのB級映画に出てくる俳優さんより断然上手かった。(^^)
クリント・イーストウッド監督は、描き方が物凄く丁寧なので個人的に好きです。ただ、今回は普通でした。
ドキュメンタリー風に描かれてて、演じてる人が本人なんだけど、前置きが長すぎるかな…(^^;
テロ描写が少ない。前半~中盤にかけて話が三人の過去、後半がテロ描写。特にテロ描写は痺れたな~ 怖いし、緊迫感があったし、スペンサーが過去に培った柔術の技を決め、テロリストに羽交い締めする所は凄いと感じました。他の二人の親友も手助けしたりして、凄い勇敢。
上記で記しましたが、前置きはめっちゃ長いんですけど、やっぱり大事ですね。少年時代~大人時代~ヨーロッパ旅行が非常に長くて、何度も眠くはなりましたが、最後のくだりで、畳み掛ける画は納得しました。彼らの半生を描く所は大事ですね。やっぱりクリント・イーストウッド監督は描き方が上手。(^^)
なかなか良かったけど、個人的に過去作の方が好きだな~
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