「過去鑑賞」響 HIBIKI 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
過去鑑賞
原作に興味はあったものの未読の状態で鑑賞しました。
こちらも話題にはなっていたのですが、マンガの実写化はかなりの確率で失敗している事もあり、あまり期待せずに観たのが良かったのか、結構面白かったです。
最初はエキセントリックなだけの少女かと思っていましたが、響の信念を曲げない姿、押し付けではない優しさはかなり魅力的ですね。
高校入学からお話は始まっていますが、幼少期や小中学時代のエピソードも見てみたいですね。
これはきっと原作がそうなので仕方ない事だと思いますが、芥川賞を受賞された小説家さんの作品って、一部を除きあまり一般受けする作品ではないと思うんですよね。
(個人的には花村萬月さんとか藤沢周さんとか好きな作家さんはいますが…)
この辺りの設定だけが個人的にはちょっと引っ掛かってしまいましたが、まぁ直木賞も絡んできますし、この辺りが妥当なところなんでしょうか。
この作品が作られた時点では、まだ原作は続いていたみたいですが、ラストも上手く纏められていたと思います。
この感じなら続編も作られるそうな感じがしていたのですが、結局続編は作られませんでしたね。
ちょっと残念。
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