「勝手に解釈した映画」響 HIBIKI レイジさんの映画レビュー(感想・評価)
勝手に解釈した映画
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あまりにひどかったのでレビューします。
演技や俳優には問題はなく、むしろ主役周辺はハマっていたと思います。
しかし、そもそもの原作からの落とし込みか原作読んでる人からするといまいちです。
というか最低です。改変と言ってもいいです。
特に鬼島との出会いのところ、鬼島が怒ってるような表現になってますが原作は全く違うと思います。
現実を突きつけられたのと、未来にかけるというか。少なくとも怒ってる感じではないです。
あと、吉野先生が出てこないのもやっぱり違和感が強いです。だからゴスロリのくだりがイマイチ。
あと、響の受賞会見も前後がないからなんであの格好なんかもわからん。
受賞会見に出た理由もわからないしね。
会見内容も違いすぎる。
響は書き続けたいとか言わないと思うんだよね、書くことが生きてるってことなので。だから書き続けるって発言はしない、書かなくなることは死ぬことと同義なのだと思う。
それを鬼島にも伝えてるから。
取材のくだりなどは、本筋と違うので逆にカットできると思います。
破天荒さを全面に出しすぎです、破天荒は破天荒なんだけど、それは響本人がもつしんというか意思からくるものなのだと思います。
山本春平のくだりなんかは原作どおりで良かった。
まあこれも勝手な私の解釈なんですが。
脚本の勝手な解釈な感じがして残念でした。
勝手に脚本家の言いたいことが混ざってしまって濁ってる。
原作とは違う方向になってる気がします。
原作好きな人にはオススメできません。
ほんとに役者さんは悪くないです。
演技は素晴らしかった。
ただ脚本がクソなだけで。
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