「テーマ性が見えず」響 HIBIKI monoさんの映画レビュー(感想・評価)
テーマ性が見えず
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主人公響のキャラクターが強すぎてストーリーとしてまとめきれずに終わってしまった印象。響の特殊能力だけが前面に押し出され、芥川・直木同時受賞でこれからという時に唐突にEDを向かえ、結局何を訴えたかったのかが解らなかった。
物語の転機がほぼ暴力沙汰による点も不満点であったが、謎の芥川賞絶対主義にも違和感を覚えた。一昔前は価値があったのかもしれないが、小説専門学校の添削作品がどんどん受賞している今となっては映画内のような価値は無いものと感じる。
基本的にアイドル目当ての客層をターゲットにした作品と思われる。
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