劇場公開日 2018年9月14日

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「若者にも大人にも響くものがある」響 HIBIKI lubiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5若者にも大人にも響くものがある

2018年9月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

原作も好きで観に行きました。
映画は映画で好きになりました。

響の、率直な物言いが好きです。彼女なりの芯の通った考えや行動、彼女なりに大事なものを守りたいという思い。そして少し変わっているかもしれないけれど、15歳の無邪気さもある、そういうところを、平手友梨奈ちゃんが絶妙に表現しているなと思いました。目力も、声も、すごく雰囲気があって素敵でした。響だった。

思いを貫くって難しいですよね。
響は時に強引な行動に出て自分を貫きます。
でも、例えばふみは、響の小説をどうしても世に出したい、と色々な人と渡り合って奮闘します。
人それぞれ方法は違っても、この作品に出てくる人々は、思いを貫きたくて、自分が大切に思っているものを守りたくてそれぞれの方法で一生懸命戦っています。
だから、響の気持ちが通じるのだと思います。
そう感じたので涙が出てしまいました。

生きていく中で迷ったり、分からなくなったりしたら、何度でも観返して気持ちを確かめたい
と思った作品でした。

最後の歌も素敵でした。

おすすめ!!

lubi