「個人的には泣けました」劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的には泣けました
元々、ドラマ自体もかなり予算がかかってるので
映画は、その延長線上ですんなり入れました。
やはり、主人公である藍沢耕作を引き立てようとするところが
ドラマと一緒で、なんとなくわざとらしさ全開ながら
ちゃんと、それぞれのキャラを生かした作りになってる。
個人的には、山Pフューチャーしすぎなので
そこは、自然にやってほしかった。
「ER」でも、ジョージクルーニーが登場するシーンでわざとらしい演出してないし・・
その辺のわざとらしさが無くなれば、ホントにいいドラマ
畳みかけるような展開ですが、ドクターヘリでしかも都心なので
現実にも全然、あり得ると思うし
各現場の描き方が中途半端みたいな意見もちらほらでしたが
コードブルーはあくまで・・フライトドクターのお話で
「海猿」みたいなレスキューの話ではない
純粋にこの作品に真摯に向き合えば、いかに良く出来た作品なのかわかると思う。
少なくとも、私は後半の怒涛の展開で泣かずにはいられませんでした。
「どこで泣けたのかよくわからない」というレヴューも目にしましたが
私は、橘先生の息子の優輔君を連れてきて
自分たちの息子を亡くした親御さんたちに優輔君の心臓の音を聞かせる場面は、思い出しただけでも涙が出てくる
まぁ、山Pが感電したシーンは・・なんとなく
「あれ?ゴム底の運動靴で漏電の水たまりで感電するんだぁ~」って思った感じですが
あとは、とてもいい感じの流れでしたし
余命幾ばくもないカップルの結婚式からの流れも涙無くしては見れません。
凝縮してますが、ポイントは抑えてるので
真剣に集中してみてれば、泣きポイントだらけです。
単に、ドラマの延長だけには留まらない
それぞれの、それぞれなりの答えなども出たみたいで
白石も、緋山も、藍沢も、ほんとにお疲れ様と思いました
コードブルー愛のある方は、観て損はないと思いますが
これも、人生経験や思考によるので感じ方は人それぞれ
個人的には、本当に心から感動しました