「不平等と無関心」ザ・スクエア 思いやりの聖域 nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)
不平等と無関心
困った出来事が連鎖してゆき、浅はかな対応の滑稽さに笑いました。
そこでこうしたら良いのに、もっときちんと話したら良いのに、とモヤモヤもしましたが。
平等と思いやりをコンセプトにしたアート展示に力を入れながらも、目の前の困窮した人々には無関心という皮肉も面白いと感じました。
スマートで紳士的な振りをしながら、きちんと対話をせず適当にあしらい、無意識の差別感覚が浮き彫りになる、シニカルなユーモアがある作品でした。
YouTubeの宣伝動画は、何だかんだ言ってバカな炎上商法かよ!と、あまりのヒドさにかなり笑いました。
アートって何?、という揶揄も感じました。
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