「自滅」ザ・スクエア 思いやりの聖域 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
自滅
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注目を集める現代アート美術館長とその周辺の騒動と災難。
アートについても判ったつもり、持ち上げられて出来る人間と勘違いしていて、自分を持たずハッキリしない主人公が巻き込まれる自業自得な面倒臭い話の数多をシュールにみせて行くストーリー。
面白気な空気感だけど唸る程のものは無いし、笑ってしまうところは一つもない。
劇場で声を出して笑っていた人がいたけれど、そういう場面の殆どは比較的ベタなところであって、この映画の本当にみせたいところではないという、そこを面白いと言ったらこの美術館や館長を持て囃し斬られる残念な側の立場っていうね。
大した黒さも深さもないし振り切ったところもなくて、描写は違えど同じ様なことの繰り返しだし、何より長過ぎる。
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