「良いのではないでしょうか」クソ野郎と美しき世界 くわさんの映画レビュー(感想・評価)
良いのではないでしょうか
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彼らのSMAP時代にSFショートフィルムという作品があって
それの出来があまりにも良いので
もしかしたらと、気になって映画館へ
園 子温氏の作品はパワーがあり、桃尻鮫肌を彷彿させる浅野氏、相変わらずの稲垣吾郎氏、作品は和製パルプフィクションというか、ラン・ローラ・ランといいますか、とにかく90年以降の喪われた20年代のパワーのようなものがあるような
太田氏に貶されたとのことですが、確かに役者さんは素晴らしいです
惜しむらくは巻返しのリズム感や非現実のリミックス感がマニアック受けしない所でしょうか
世界を狙うのであれは勿体ない作品上がりかもしれません
山内氏は良い出来です
世にも奇妙なドラマな感じで、万人受けし、テレビ放映でも特に文句なく、スポンサーつきまくりの良作品です
女優さんが可愛らしかったですね
太田氏の作品は、全く期待をしてなかったのですが思ったより良い作品でした。
映像は嫌いではありませんが、恐らく本人の育ちの良さでしょうか、
暴力シーンでも映像に、荒れ果てた無味乾燥さがないのが本当に勿体ないかと
草彅氏は俳優として大器の為、もっともっと8ミリ大作に出てほしいと思うくらい良かったです
最後の児玉氏はエンターテイメントとして、あるいはミュージカルとして、ものすごく出来が良かった
恐らくSMAPのファンの方は、コンサートのライブステージを思い出されるのではないのでしょうか
総評
コアでもマニアックでもエロでもグロでもなく、ギリギリエンターテイメントとして
愛すべき彼等と彼らを愛する沢山のファンの為に作られて成り立っている、愛ある作品でした
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