ザ・タンクのレビュー・感想・評価
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好きなジャンルの映画を見るのは楽しい2.2
好きなジャンルのB級は全然興味がない名作より見るのが楽しい時がある。こういうジャンルが見たいんだ!という人には並みに楽しめた映画だと思う。
ちょっと突然感あるし、演出も微妙だけど、おいおい展開が突飛すぎてわけわからん!ってなる感じで映画としてのクオリティは低めだけど、好きなジャンルな映画で最後まで見れた。
密室で精神錯乱
南極に設置されたタンクという密室に入れられた6人の宇宙飛行士たちを描く密室スリラー。予算のないB級映画だから製作費のかからない密室劇にしたのかと思ったがIMDbによると予算330万ドル(4億9千万円)、ひょっとしてほんとに南極ロケかと思ったら撮影はオハイオ大学のキャンパスだというから、何に使ったのでしょう、こちらの方がミステリー。
NASAの火星探検のシミュレーションというなら参加者はプロ中のプロのはず、ところが登場人物はそろいもそろって普通以下、1年以上密室に隔離されたら閉所恐怖症でなくともストレスで精神異常をきたしても不思議はないのだが、菓子を盗られたくらいでもめたり、男女は節操なく不倫、挙句に仲間で殺し合いとはとんだプロット。
それも映画の初めで非道な人体実験と責任者が査問員会にかけられているからオチがもろばれ、そんな必要あるかしら・・。
実際の宇宙飛行士、NASAのフランク・ルビオさんはISS国際宇宙ステーションに事故で1年以上(371日)滞在し無事帰還しているから、やはりプロは別ものですね。
ケリー・マディソンさんは女優で本作が監督デビュー作とか、やめた方がいいでしょう・・。
ヨハネによる福音書8章32節
密室閉じ込めパニックのジャンル映画。過去には有名な『エイリアン』なんかはこのジャンルに入るであろう。火星探査においての実地訓練のため、南極での実験棟で閉じ込められた男女6人が狭い空間でどんどん疲弊してゆき、最後は壮絶な殺し合いへと発展してしまうという内容である。それ程難しい話ではなく、最初は単なるチョコレートバーを誰が盗ったかどうかの疑心暗鬼が、細かい誤魔化しや嘘、隠蔽が膨らんでいき、そんな膨張しきったタイミングの悪さで本部からの秘密の実験が始まってしまう。それは疑似的に停電を起こすことでそれぞれのパニック具合を測るというもの。それがトリガーになり、益々お互いが信じられなくなる。
テーマは、なんだろう?、多分、『真実を話せば自由になれる』という聖書の言葉は、行なうは難しといったところか。ま、違うだろうけど。そんなこと考えるよりも、どんどんとドツボにはまる、逆ピタゴラスイッチ的ストーリー展開を俯瞰で視ていくという見方なんだろうね。あんな狭い空間に押し込められたら誰だって頭がおかしくなるだろうから余程、宇宙飛行士は元々の素地がシッカリしてないとダメなんだろうね。あまり良いとはいえないのは構成。審問会に呼ばれている責任者がその実験の責任を追及されながら過去を振り返るという造りなのだが、それだと、結局この実験、意味ないじゃんって思ってしまうので、それはオチにすればよかったんじゃないのかな?
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