劇場公開日 2018年4月6日

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「アーミル・カーンの表情の演技が素晴らしい」ダンガル きっと、つよくなる kizkizさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アーミル・カーンの表情の演技が素晴らしい

2018年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

変化球無し。父と娘のド直球スポ根。王道でいて涙腺決壊の感動展開。

それほど語ることは多くないかもしれません。悪い意味ではなく。
プロットにしたらとてもシンプルなスポ根サクセスストーリーを素晴らしい演出と演技で一流作品に仕上げてる。
衝撃はないけど素直に良い作品を見たと思えました。

アーミル・カーンが『きっとうまくいく』のランチョー役と真反対の頑固オヤジ役。演技の幅すごいですね。あまりの違いに最初”ホントにアーミル・カーン?”と思ってしまいました。
口数は多くない役。しかし重要な場面で言葉でなく表情ひとつで演技する。それがどんな言葉よりも説得力と感動を生む。素晴らしい演技!

レスリングのルールをさりげなくしっかり教えてくれるのも嬉しい。
試合シーンは見応えありましたな。見ながら力が入って首が椅子から浮いてました。

ラストの展開は賛否両論だろうけど面白い。
スラムダンクがダンクじゃなくシュートで終わった的な。喜びの演出は……なるほど、そう知らせるか!上手い!

あと腹立つコーチの人が、中川家のお兄ちゃんがたまにやるしゃくれキャラに見えて仕方がなかった;

kizkiz