「ロビン多すぎ」ニンジャバットマン るるびっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ロビン多すぎ
ノリは仮面ライダー・戦隊物映画に近い。
所々、舞台のような大仰な台詞があるのは中島脚本お得意芸。
アメコミ風絵柄から一転ジャポニズムに切り替わる。作画は面白い。
とにかくバットマンよりジョーカーが大活躍。
面白さも殆どジョーカーが担っているので、ゴリラ・グロッドが主導権を握ってからは退屈。
バットマン自身は常にノープランで突撃しては、都合よく助けられる。
日本人とは殆ど絡まない。一般の日本人も背景レベルしか出ず、そこでのドラマはない。忍者集団が出るが、サポートするだけで彼らとのドラマもない。バットマンが忍者の修行をする訳でもない。
日本を舞台にしたのは単に、ヴィランたちを戦国武将に当てはめる遊びをしたかっただけらしい。
最後の方は、ヤッターマンのノリ。
面白いと思うか、アホらしすぎて白けるか意見は分かれるかも。
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