名探偵コナン ゼロの執行人のレビュー・感想・評価
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ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。
2018年公開作品
二度目の鑑賞
前回はTSUTAYAレンタル
今回はHuluで鑑賞
2018年日本アカデミー賞アニメーション作品賞受賞
他には『ドラゴンボール超 ブロリー』『ペンギン・ハイウェイ』『若おかみは小学生!』
最優秀賞は『未来のミライ』
監督は『デス・ビリヤード』『BLUE GIANT』『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の立川譲
脚本は『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』『RANMARU 神の舌を持つ男』『名探偵コナン 緋色の弾丸』『科捜研の女 劇場版』『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』の櫻井武晴
粗筋
爆破事件の被疑者として毛利小五郎が逮捕された
事故として処理されることを防ぐための公安警察によるでっち上げだった
公安の協力者が絡んでくる
爆破事件の真犯人は日下部誠検事
民間協力者羽場二三一が逮捕され自殺したと知り日下部は公安警察を恨んでいた
爆破事件は公安警察の威信を失墜するための犯行だった
上戸彩の声当てはわりと良かった
向いていると思う
著名なベテラン声優の冨永みーなが意外にも今回でコナン初出演
NASAがこの作品ではNAZU
人口衛星はくちょうのモデルはおそらく「はやぶさ」だろう
「はやぶさ」はNASAではなく JAXAなんだけど
「僕の恋人はこの国さ」
ネトウヨかよ
エンディングテーマはなぜか福山雅治
悪くない
配役
黒ずくめの組織に飲まされた毒薬・APTX4869の副作用で小学生の姿になった「東の高校生探偵」工藤新一の仮の姿の江戸川コナンに高山みなみ
警察庁警備局警備企画課(ゼロ)の公安警察捜査官で組織に潜入捜査して「バーボン」のコードネームを与えられており3つの名前を使い分けている安室透 (本名・降谷零)に古谷徹
新一の幼馴染かつGFで空手の達人の毛利蘭に山崎和佳奈
蘭の父親かつコナンの保護者で元警視庁捜査一課強行犯係の刑事探偵だが推理に関してはとんだポンコツでコナンのおかげで「眠りの小五郎」と呼ばれる高名な私立探偵として名を馳せている毛利小五郎に小山力也
コナンの本来の姿の高校生探偵の工藤新一に山口勝平
元黒の組織の一員かつAPTX4869の開発者で組織に姉を殺されたことで薬で自殺を図るもコナン同様子供の体になり脱走し阿笠博士に保護され少年探偵団に合流した灰原哀(本名・宮野志保)に林原めぐみ
警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の警部の目暮十三に茶風林
灰原の保護者でコナンや少年探偵団にユニークで便利なメカを開発し無償で提供する発明家の阿笠博士に緒方賢一
蘭の同級生かつ親友で鈴木財閥の令嬢だがとてもサバサバした性格でお調子者の鈴木園子に松井菜桜子
少年探偵団の吉田歩美に岩居由希子
少年探偵団の小嶋元太に高木渉
少年探偵団の円谷光彦に大谷育江
蘭の母親かつ小五郎の妻で「法曹界のクイーン」の異名で有名な敏腕弁護士の妃英理に高島雅羅
警視庁公安部所属の公安警察捜査官で警部補の風見裕也に飛田展男
毛利探偵事務所の下の階の喫茶店ポアロの店員の榎本梓に榎本充希子
英理の秘書の栗山緑に百々麻子
警視庁捜査一課のキャリア組警部の白鳥任三郎に井上和彦
警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部長で先輩で上司の佐藤刑事と交際中の高木渉に高木渉
警視庁捜査一課の刑事かつ警部補で格闘技に長け射撃もパトカーの運転も一級品の佐藤美和子に湯屋敦子
警視庁捜査一課の刑事かつ巡査部長でぽっちゃりの千葉和伸に千葉一伸
警視庁刑事部捜査一課管理官かつ警視の黒田兵衛に岸野幸正
小五郎の弁護を申し出てきた「ケー弁」と呼ばれるフリーの弁護士の橘境子に上戸彩
裁判官を志望していた司法修習生の羽場二三一に博多大吉
東京地検公安部の総括検事の岩井紗世子に冨永みーな
東京地検公安部の検事で同期の岩井の部下の日下部誠に川島得愛
女性ニュースキャスターの諸國 沙代子に諸國沙代子
男性ニュースキャスターの安村直樹に安村直樹
総理大臣に浦山迅
環境大臣に中友子
警備局担当審議官に私市淳
安室(降谷)の部下に志村知幸
警視庁警備部警備第一課長に鳥海勝美
報道局の職員に川原慶久
アナウンサーに岡村明美
アナウンサーに西前忠久
アナウンサーに利根健太朗
アナウンサーに庄司宇芽香
僕が一番RX-7をうまく使えるんだ
キャー、アムロさん格好いい!と女性ファンに言わせる為の映画。
しかし、地検公安とか警視庁公安とか色々出て来て、あくまでもメインターゲットで有るお子様に分かったのかな?
羽場が不適格って言われた理由も良く分からんままだった。弁護士が見つからず、ケー弁が自分から毛利の弁護を売り込んで来たけど、園子に頼めば財閥の力でなんぼでも弁護士付けられるんじゃね?
パッと見、画面に迫力あるシーン多く楽しそうなんだけど、雑な部分が多いなぁ。まぁ、あくまでも子供向けだし、アムロファンはアムロが格好良く出てれば無問題なんだろう。
しかし、数年前の作品とは言え、今のタイミングで「アムロさん、彼女居るの?」ってセリフには笑った。「妻も彼女も居るよ」って心の中で答えてしまった。
よくわからなかった
友人の猛烈な勧めから視聴しました。コナンは漫画を50巻程度読んだだけで映画を見るのは初めてでしたが、全体を通してよく分からなかった、というのが感想です。
まず毛利小五郎逮捕について頭にいくらか疑問符が浮かびましたが、お話作りのきっかけとして不可欠なものでしょうので「これはそういう物なのだ」という事を前提に見進めました。
推理パートについても、ポツポツ出た証拠がオチで繋がるという、いつもの分かりやすいものでしたので触れません。
私が本作で最も違和感を感じたポイントは、主要人物以外の全人物が不自然な程知能が下げられているという点です。ここで触れる主要人物以外とは、名前のついていない民間人たちを含んだ全てです。
コナン+α以外の人物が無能に描かれる事はいつもの事ですが、本作品においては事件の規模が全く異なります。本作品では「特定のネットワークアプリを使用した機器全てを任意のタイミングで破壊できる」という超大規模テロが起きています。そのため、上記機器全てが危険物として捉えられて然るべきですが、民間人はまるで気にもせず機器の使用を続行し、多大な被害を及ぼしています。民間人視点でそもそも機器の使用が危険である・テロが起こっていると認識できなかった、という説も考えられますが、民間機器全般・人工衛星にまで関わっているシステムの不具合ですので、警察・開発元以外からの干渉・対策がゼロというのは少々無理があるように思います。加えて犯人一人の手で上記システムの全てを悪用できた、という点にもツッコまざるを得ません。
クライマックスの謎アクションやオチのゴリ押し解決などツッコミ所は満載ですが、そもそもコナンという作品自体が、成人に薬を飲ませると骨格が変わり未成年に変化するファンタジー世界ですので、そちらは割愛します。
感想は以上です。総括として、コナンの熱烈なファンでなければいささかしっくりこない作品であると感じました。
評価をつけるに値しない駄作
登場人物のIQが3としか思えません。
まず、登場人物のみな頭が悪すぎます。
今回の事件の発端はサミット会場の爆破です。その会場に毛利小五郎の指紋が
検出され、警察が家宅捜索に入りました。その時、その娘毛利蘭が言った
言葉が「酔っぱらって入ったんじゃないの?」でした。
酔っぱらった人間が厳重に警備されたサミット会場に入れるのでしょうか?もう少し
真面目に考えてください。
次に毛利小五郎は逮捕されます。毛利蘭は父はそんなことをしないと泣きます。なんで逮捕されないと思ったんでしょうか。指紋という決定的な証拠があるのに。警察に疑われた段階から真面目に考えてください。
次に、安室透のうかつさです。
安室透は黒の組織のメンバーで公安のスパイです。彼には黒の組織のメンバーで公安のスパイの同僚がいました。しかし、その同僚は黒の組織にスパイとばれ殺されてしまいます。つまり、安室透はここで危機感を持つはずです。そもそも前提として、黒の組織は疑わしきは罰するの精神を持っています。つまり、疑われる材料一つ持たれたらアウトなわけです。
安室透はサミット会場で警備をしていました。劇中では公安が警備をしているとの警察の内部情報もあります。そんな中、爆破事件が起こりTV番組でサミット会場が爆破された際の映像(防犯カメラ)が流れ、そこに安室透が映ってしまいます。
うかつに防犯カメラに映り、それをTV番組で放映させる。なんでそのまま放映させるのでしょうか?こんなんで公安が務まるのでしょうか?
こんな突っ込みどころのある脚本は初めて見ました。
他にも15万人の生命の危機を子供三人に託したり、逮捕の理由が本気を見たいからとかいろいろとひどいです。
ちなみに風見という刑事に注目してみてください。彼は完全に超能力者になっています。
警視庁の会議室にいた彼が、呼び出しを受けた十数秒程度の間にすぐに警視庁の外の公園に
移動しています。
どう考えてもおかしいです。
コナンファンには悪いが…
知人の勧めでコナン映画を見始めたが、何とも言えない感想。
アニメである点は承知の上だが、あまりに非現実的過ぎて、納得が出来ないことが多くあった。
つまり矛盾に溢れている。
そもそもサッカーボールをそんな単位で操れることや、小学生のドローン操作技術の凄さなど、言い出したらキリがない。
もはやギャグアニメとして楽しむのなら、ありかも。
シリーズの中でも、一般作寄りという試みを感じた!!
コナンを観たい子供に、付き添いで来たお父さんをターゲットにしたような、一般作寄りの内容だと感じました。しかし、一般的には公安警察と考案検察の違いどころか、公安について良く分からないし興味を持ちづらいと思います。また序盤で小五郎が捕まった時に、安室さんが全然助けてくれない事もあり、安室さんに特に魅力があるようには感じませんでした。犯人のやり方が複雑で回りくどいです。好みはあると思いますが、シリーズの中では凝った内容と試みだと感じました。
まあ一応は推理
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毛利が爆破事件の容疑者になる。
でもそれは安室ら公安が仕組んだ罠だった。
公安の協力者だった奴を公安が殺したと疑った奴が犯人。
でも実際には死んだと見せかけて裏では保護してたのだった。
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最近は爆発ばかりでおもんないコナン映画だが、この作品はマシやったな。
相変わらず爆発はしてるけど、一応推理もしてたしな。
人間辞めた人達集結
こんなチートヒーローがリアルに警察組織(上から下まで全員)固めてるんだったら警察を信用したいという、人間の素直な希望の映画。
そういう面では面白かった。
それと主題歌、歌詞センスZEROなのはギャグなのか?
頓智が効いてて、流石サンデー1人で維持してる漫画家であるとうっかり高評価付けた。
歌詞流れて一瞬で心身共に凍りついた。
まだ春先だったので映画観早よ暖房つけろ!と久し振りに観た今も当時も思ったな。
因みに印象の「泣ける」を選択してるのは、世界に誇れる日本の才能を台無しにした事に対する評価。
興冷めも良いところ。
毎年毎年、劇場版のこの酷いセンス、笑え無さ過ぎる。
今更だが制作陣全員にこの感想、届け。
残念
小五郎の冤罪でっち上げは酷いと思う。
『自ら行った違法作業は自らカタをつける』そうですが、もしも小五郎が有罪になっていたらどうカタをつけるつもりなのか。
推理よりも安室とコナンのアクションばかり目立っていました。
原点回帰です。
今作は安室透をメインとした映画。ミステリ
重視の作品でミステリ作品らしく犯人に意外
性があってよかった。今回の監督の立川氏は
こだま兼嗣監督作品がお好きなようで推理・
アクション・ラブコメのバランスが素晴らし
いコナン映画がお好きとのこと。元々あった
アクションも彼が監督権限で削りバランスの
良い仕上がりでコナン映画では上位の出来。
内容も凄く面白い。犯人の存在に一捻りあり
ストーリーも良く犯人に関する伏線の入れ方
も面白い。古内先生もそうですが刑事ドラマ
手がける脚本家は人間ドラマが上手い。あと
少年探偵団と公安との対比も面白く探偵団も
活躍したので俺としては嬉しい限りです。
とても面白い作品でしたが俺は安室の女には
なりませんでした。ですが脚本の内容の質も
良く久しぶりにコナン映画らしい作品が見れ
たので星4.5にします。
映画館で3回みれるほど面白い作品でした。
ラスト直前まで
最近、特に思うけどアニメとはいえ、ラストの取ってつけたようなアクションシーンは必要か? なくても十分成り立った。
ここで興ざめ。今回はすんなり終わってよかったと思ったのに残念。
いいのかな?
映画の中で哀ちゃんが言ってましたよね。
防犯カメラの映像(テレビで放送された)を見て「安室さんが・・・」
これって哀ちゃんが分かるくらいだから、黒の組織が見ていたら一発でアウトだよね
公安のモグラだからいつ抹殺されてもおかしくないよ
何度も繰り返し
子供向けではないのは確かです。いつだかTwitterで「相棒」と比喩されていたのを見てその通りだと思いました。(実際脚本家が同じです)
頭を使って初めて理解出来る映画でしょう。無駄ひとつなく、理路整然と散りばめられた伏線や、光と影を使った演出も見事なものです。
ラストシーンで国/蘭さんを助けるために死にに行く二人の尊さと言ったら堪りません。降谷さんが国を命を張ってまで守ろうとするバックボーンは謎ですが…。それを理解出来ないコナンくんが「恋人はいるの?」暗に貴方は何を守りたくて死にに行くのかと問いかけるシーンは涙無しには語れません。
コナンくんの役目は「既に起こった事件の真相を解き明かすこと」であり、降谷さんの役目は「事前に犯罪を防ぐこと」です。一時的に協力して最後は別れていく二人の関係性が大好きです。
安室の女にはならなかったけど
賛否両論あるレビューを読んで両方ともに納得。
私はコナンは漫画のみ好きで読んでいて、アニメは全く見ず、映画は否の方に主に共感しますが、これは意外にもおもしろかった…!安室の女には全くなりませんでしたが笑
サミットのために作られた東京湾の架空の街がおしゃれで素敵でした。タワーありモノレールあり、和と未来を融合した建造物で。そういう所がアニメならではでよかったです。
小五郎さんが捕まってしまいますがハラハラしない…。証拠は揃っていても…違うでしょ?って感じで。
捕まったことに日本中が大騒ぎするシーン入れてもよかったのでは?
否の方が主張する一番のポイントは「犯人があまりにかわいそう」だと思いますが、これは私も同意。
何かもっとどうしても死んだ事を言えない理由(知られたら死ぬかもしれない)とかあれば観てる方も納得出来るんでしょうけど…。
最後のカーチェイスは意外に引かず見れました!
作画がいいからでしょうか…。
ラストもかなり無理があると思いますが、かっこよさでカバー出来てたと思います。
安室萌えはしませんでした…。前作のキッドは萌えでしたが、なんでだろう?人柄がよく分からないからでしょうか。
<金ロー ノーカット>
矛盾…
安室さんのアクションシーンを描きたいが先行して、目に見える違和感が多かったです。まず犯人の動機も犯人もどきより印象が強くなく感じて、うーんという印象を受けました。ただ、最後の方の少年探偵団が協力してドローン操作するシーンはすごく好きでした。
安室さん、カッコいい‼
コナンシリーズは、あまり観ていないのですが劇場公開時に、「安室さんがカッコいい」とテレビやネットで話題になっていて、地上波で鑑賞。
コミカルな部分とシリアスな部分のメリハリが効いており、より一層、安室さんのカッコよさが際立っていました。
つまらない
興行収入がすごかったので期待してた。
が、つまらなかった。
どうせなら小五郎の冤罪メインでやったほうがおもしろかったのでは?
小五郎の冤罪のCM流して期待させておきながは、実際みるとおまけ程度。
結局安室を輝かせたいだけの映画。アクションも子どもだましの人外レベル。しかも最後は規模でかすぎてなんだかな、ってなる。
あとわざわざコナンが安室に恋人いるの?って聞くのもわざとらしい。安室ファンに媚びた質問って感じ。
聞きなれない言葉が多いだけで内容は単純。作り込まれてもない、表面的な脚本。アクションだけが見所。正直、コナンじゃなくてもいい。
今更だけど
私はこの映画が公開される前からコナンが好きで、安室のことも好きでした。
なので映画にとても期待していたし、公開当初は何回か通ったり(今まで映画をリピートして観ることはしてこなかった)もしたくらいです。
でもいざ、円盤が届き見直した時にあれこんなにつまらなかったっけ?となりました。
まずお世話になっている毛利小五郎に対して冤罪を吹っかけるのはどうなのかという点が気になってしまうし、コナンよりも安室が目立っているのも気になってしまいました。
それに、子供(新一である時も含めて)を隣に乗せてるのにあんな運転よくするなとも思ってしまいました。
あんなのむち打ちなるやんと。
そこはアニメなので割り切るべきなでしょうし、FDが走り回ってるのはとてもよかったです。
コナンの犯人の動機は割りと「そんなので人殺すの?」というのがありますが例に漏れず薄い動悸でした…大人達が自分の責任をちゃんと取れてない。
昨今、大人(とくに女性)からの人気もあるから安室ファンを狙っただけの作品であり、コナン映画の良さはないかなと感じます。
ただのアクション(ただし迫力に欠ける)映画ですもん…ま、純黒もそんなんでしたけど黒ずくめの組織とのやり取りがあったのでそっちまあ…って感じですがこっちはなんかなあと頭を悩ませる節があります。
改変したパスワードだって安直すぎる。
公安検事の執着心考えたらすぐにわかりそうなパスワードで公開当初でも「え、パスワード安っぽい」となりました。
当時何がそんなに面白いかったのかわかりません。
雰囲気に乗せられてたのかなって感じです。
めちゃくちゃ流行ってめちゃくちゃ興行収入が良かった理由もさっぱり分からない。
コナン映画は昔の方がよかった、とただただ思います。
正義は…ゼロじゃないんだ~♪
"名探偵コナン(映画)" シリーズ第22作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読、TVシリーズは最近ご無沙汰です。
アニメ映画の枠を軽々と越えた圧倒的なエンターテイメント大作。これぞ骨太ミステリーだと心からの拍手を贈りたい!
脚本・櫻井武晴の世界観が炸裂していて、まさに真骨頂。
櫻井氏の新たなる代表作と言っても過言では無く、それと同時にコナンくん劇場版シリーズの最高傑作だと思いました。
IoTを使ったテロは斬新でしたし、「はやぶさ」みたいな無人探査機が落ちて来るなんてスケールでか過ぎ大き過ぎ!
まるでハリウッド映画級のスペクタクルでした。
伏線の張り方があからさま過ぎる気がして、なるほど犯人はあいつだななんてニヤニヤしながら観ていたから、完全にミスリードされました。目星をつけていた人物が全くの的外れ。
めちゃくちゃ意外な犯人だったので、客席のそこかしこから「えっ…」と驚きの声が漏れておりました。一緒に観ていた友人も絶句していました。私も右に同じです(笑)。
安室透の超絶ドライブ・テクニックに舌を巻きました。思わず手に汗握り、「おおっ!」と声が出てしまいました。
クライマックスの展開もあるあるながら大興奮の坩堝。なんだかんだ言いながら、こう云うのが大好きなんだもん!
なんにせよ、安室透って素敵な男…。何をやっても様になって、羨ましい限りでした。人気が出るのも納得のキャラクターだなぁ、と思いました。トリプルフェイスを縦横無尽に使いこなし、全てを煙に巻くその手腕…。めっちゃカッコいい。
チャラい見た目なのに一人称が僕と云うギャップ萌え…
そしてあのセリフ―「僕の恋人は…この国さ」。痺れた!
刑事ドラマが大好きなので、公安部の描写に興奮しました。
子供向けアニメでここまでやるとは、さすが刑事ドラマ畑で育った櫻井武晴ならではだなぁ、と…
「子供が観て分かるのか?」と云う疑問はさておきます。
国家を守ることが絶対的な正義である公安。そのためなら手段を選ばず、違法捜査や証拠の捏造、エスと呼ばれる協力者を仕立て上げるのなんてお手のもの、とのお噂はかねがね…
実情はもっと過酷で悲惨かもしれませんが、子供向け映画にしては深いところにまで踏み込んでいるなと思いました。
普段から警察小説を読んでいたお陰で着いていくことが出来ましたが、知らない方は組織や活動内容を予習して行った方が良いかもしれません。私も公安検察は知識ゼロでした。
パンフレットに詳しい解説があるのでご参考に!
最後に―
ましゃの主題歌について、ファンなので言わせて!
「零‐ZERO‐」、マジでカッコいい!
ましゃ最高かよ。見事な余韻に浸りました。
あのええ声で「真実は、いつもひとつ~♪」なんて歌われたらしびれちゃう。実際痺れました。主題歌目当てで観に行きましたが、ストーリーもとても面白かったので大満足でした。
[余談]
本作を観て気づいたのですが、警視庁捜査一課の方々は「S1S(選ばれし捜査一課員)」のバッジを着けていました。
私がTVシリーズを毎週観ていた頃は着けていなかったのでいつから描かれるようになったのか気になりました。
※追記(2018/10/27)
MX4D初体験。まさか予告編から揺れるとは…
そして、リピーターと思われる女子、女子、女子!
ほぼ満員の劇場の95%近くが女子!
全員が安室の女…!
その中に紛れ込んだ野郎一匹…安室の男?(笑)。
それはさておき、エッジ・オブ・オーシャンの爆破シーンから大興奮でしたが、安室のカーアクションでボルテージが最高潮に。マジで安室の助手席体験でした!
[以降の鑑賞記録]
2018/10/06:DVD
2018/10/27:TOHOシネマズなんば(MX4D)
2019/04/26:金曜ロードSHOW!
2020/04/10:Hulu
2022/06/07:Hulu
2023/07/13:Amazon Prime Video
※修正(2023/07/12)
全112件中、1~20件目を表示