劇場公開日 2018年5月11日

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「A・ソーキン初監督作としては及第点…かな?」モリーズ・ゲーム regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0A・ソーキン初監督作としては及第点…かな?

2018年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

まずジェシカ・チャステインを主演に据えている点で、キャラクターの説得力を高めている。『ゼロ・ダーク・サーティ』『女神の見えざる手』など、過去主演作を彷彿とさせるタフな役どころはもうお手の物状態。
正直、似たような役どころを立て続けにやりすぎでは?と思わなくもないが…
初監督・脚本も務めたアーロン・ソーキンらしく、とにかく膨大なセリフ量に圧倒されるし、原作のノンフィクションにない親子の葛藤を盛り込んだあたりは、やはり脚本を手がけた『スティーブ・ジョブズ』と同じ。

というかこの作品、撮影に際しデヴィッド・フィンチャーのアドバイスを受けたせいか、作りが『ファイト・クラブ』『ソーシャル・ネットワーク』とソックリ。
そういう既視感からか新鮮味があんまり感じられなかったかも。
初監督だから致し方ない面もあるとはいえ、ソーキン監督ならではの味付けも観たかった気もする。
というわけで次回作に期待。

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