「マーク・ウェブ監督のだいすきな映画」さよなら、僕のマンハッタン そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)
マーク・ウェブ監督のだいすきな映画
申し訳ないけど、NYCityの大学生のカップルがうまくいく訳ない(笑)いつだって女の子は大人にあこがれ、オトコの子よりすこしだけ大人なんだ。
しかも女の子は神がつくった最高傑作。
困ったことにピアノ曲がよく似合う。
しかも、ピアーズ・ブロスナンが父親で出てきて頭がガツン。
脇をジェフ・ブリッジスが固める周到さ。
NYCの映像はう信じられないくらいうつくしく上品だ。
シーンのテンポもスピード感もあって気持ちよい。カラム・ターナーの表情や間もすてきだ。とくに固い感じのするケイト・ベッキンセールとの知的な会話がよくて、刺激的な展開も申し分ない。
薄暗いショップでさがすレコードのシーンさえ意味ありげで興味深い。
古くからのテーマでもある、青年の解決不能なパズルと混乱。
サイモン&ガーファンクルの名曲「ニューヨークの少年(The Only Living Boy in New York)」が本当に似合っている。
もし個人的な好みの傾向があって、その・・指先に触れる感じるものを信じるなら、ぼくはこの映画がすきだ。
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