バトル・オブ・オーシャンのレビュー・感想・評価
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第一次世界大戦・ガリポリの戦いにおけるオスマントルコのスナイパー兄弟の悲壮な闘いを国威発揚的に描いている。
監督ケマル・ウズン及びセルダー・アカ アフメド・カラマンの2013年製作のトルコ映画。
第一次世界大戦の中、イスタンブール攻略目指しガリポリ半島に上陸した英国軍(連合国軍)と戦うトルコ(オスマントルコ)軍のスナイパー兄弟の闘い(ガリポリの戦いの中での)を描いている。第一次大戦での東方の戦いには無知で、歴史的興味を覚えた。
戦闘シーンに迫力が有り、結構楽しめた。主人公の兄弟、兄のギュルカン・ウユグンの主役らしからぬ武骨一辺倒で硬派なタフガイ中年ぶりがなかなか。ウエグンに恋心抱く才女看護師ベラック・ツズナタッチが美しい。2人の愛が、プラトニック的描写のみでラブシーンが一切無く表現されていることには好感を覚えた。
最後、弟を亡くした主人公兄が、高揚感を煽る音楽と共に、悲壮な特攻隊的突撃をするシーンが国威発揚的で、何とも日本映画的でもあり少し親近感も覚えた。この類似性は、アジアだからということなのか、民主主義の未発達からか、戦争敗戦国のメンタリティからなのか?
製作総指揮セダ・オズカラカ、脚本バサク・アングン及びアルファ・ディクメン、撮影ジー・メイト・セナー、編集ムスタファ・プリシバ。
出演はギュルカン・ウユグン、ベラック・ツズナタッチ、テブファイク・アーマン・カットル、ウーマット・クルト、ステファン・チャンス、ベン・ワーウィック。
おーしゃん?、
タイトルから、戦艦とかたくさん出てきて爆撃機で撃沈して、、、なんて期待で見始めたたけど、、、んと、最初は、中世くらいの?ノルマンディーみたいなどっかに上陸して迎え撃つ始まりで、それ以降は土ばっかりの陸上でのシーンだけ。
設定は第一次大戦のころの映画らしく、当時は潜水艦もなかったのか、魚雷もなかったのか、それにしてももともと陸上だけのシーンなのに、なんでこのタイトルにしたんだろう?(笑)
塹壕とか狙撃とか、野戦病院とか、天気のいい中東のどこかの暑そうな陸上での戦闘ばかり。
特にハラハラするでもなく、流して見てた。
戦艦は?、魚雷は?、オーシャンは?、と、タイトルから勝手に期待してた自分がいけなかったのか(笑)
でも、そんなタイトルなら誤解しないか?
あーあ。
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