ミッション・ワイルドのレビュー・感想・評価
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Gloomy Feminist Tragedy Directed by Tommy Lee
Homesman is slightly ahead of its time, released just a couple years before the MeToo awakening. The story of a criminal escorting psychologically damanged women across the American Wild West, it spirals downward into a sad tale. Perhaps it marks the shift of attitude in gender balance in mainstream American culture. Swank and Jones are a missed acting pair whose combination should be revisited.
海外小説のような余韻
3人の子どもを病気で失った女性、男の子を産むことを強要される女性、飢饉と疫病で絶望する女性。西部の厳しい暮らしで気がふれた3人の女性を遠い街の教会まで送り届けるという、夫たちさえ尻込みする使命に手を挙げる彼女は、自立した強い女性なのに誰でもいい誰かと所帯を持つことに焦がれている。
箱馬車で出発して早々にお尋ね者の男を助け、
一緒に旅を続けることになるが、
彼女はその男にも所帯を持たないかと持ちかける。
そして断られた夜に一度だけでも抱かれてみたいと関係を持ち、翌朝首をつっているのが見つかるのだ。なんという展開だろう。強く、情も深い彼女は、女として選ばれることができない自分に絶望したのだ。
指名を引き継ぎ、ついには完遂する男。
得た報奨金で墓碑を買うが、それも渡し船から川に流れされいく。
海外小説の読後感と似ているのは、どうしてだろう。
良き行いゆえのハッピーエンドでも、何かを成し遂げたことで報われるわけでもないストーリーが、妙に心に残るのだ。
“この当時の300ドルって大金なのでは?” 今現在の日本円にすれば...
“この当時の300ドルって大金なのでは?”
今現在の日本円にすれば42,000円ちょっとですけど、この当時にしたら凄い大金なのではないかと思うのですが、どうなんでしょう?
ストーリーに直接関係するわけではないのですが気になったもので…。
西部開拓時代のお話ですが、この作品も“ゴールデンリバー”と同じく以前からある“西部劇”を期待して観ると肩透かしを喰ってしまいますね。
というか、西部劇としてでなくても、ストーリーも中盤の展開も前半後半で主人公が違う(と僕は思っています)という点も含めてかなり意外な作品でした。
題材も重いものですし、確かにこれは評価が低くなってしまってもおかしくないですね。
爽快なお話ではないので他人にはお奨め出来ませんが、印象深い作品ですし、個人的には嫌いではないです。
途中から息切れ作品。
トミーのおっさんが見たくて鑑賞。
かなり良いスタートだったのに、
途中から息切れしたみたいな展開になりましたね、この作品(汗。
メアリーを主人公にしてトミーのおっさんは脇役で良かったのにな~。
精神衰弱の女性たちの描き方も雑過ぎ。
付け加えると、衰弱女性の一人はメリル・ストリープの娘で
この作品では親子で共演してるんだね。
良い題材なのに悲しすぎる
残された仕事を全うする覚悟
ヒラリー・スワンクはいつもすばらしい
この映画を観ようと思ったのは彼女が主演だったからだ。
地味だけどすきな女優だし、いい映画をつくり続けている。。「ヒラリー・スワンク」 いちばんすきな映画は、「ミリオンダラー・ベイビー」。次は?って言われるとたくさんある(笑)
ストレートで強い米国女性の演技がいい。
それが彼女自身だ。
最初の映像が、馬で畑起こしのシーン。それだけで、彼女らしい。農家もそのシーンも。映画の基本的な色をこれで決定づけている。そして、掃除をし、食事をつくり、技術をもって売上をつくり、完璧だ。だから、無法者のオトコ達と戦う。うつくしいシーン。
残念なことに、彼女はモテない。結婚相手じゃないんだ、オトコ達にとって。それなのに、彼女の求めているのは結婚とこどもだ。それ以外のすべてを自分で手に入れたのに。
開拓時代の、米国でも貧しい時代。
愚かな農夫と結果として気のふれた開拓民の女達。
正義感のつよい彼女は、使命と義務をもって彼女達を助けに旅をはじめる。
長い旅になる。彼女ための旅でもある。
それが、すべてだ。
シンプルだけど強い映画です。今的ではないんですけど、それはいつものスワンクです。彼女の立ち位置なのです。
だから、それが最後の彼女の姿だし、道連れのトミー・リー・ジョーンズは、すべてのお金を掛けで賭場ですってしまう。
知らなかったけど、監督もジョーンズなんですね。
全体的に、ちょっとテンポが冗長で、編集的にヘタで、やっぱりまた観たい映画とはいえなさそうです。
メリル・ストリープが最終シーンできいている。
それに、ヘイリー・スタインフェルドが出てきてうれしかった。いつか育って欲しい女優です。
*映画へのスタンス
ほくは映画について書くこと望んでない。
ただ、そのつど・・、そのときどきの映画がすきだった記録を残したい。
単なるふつーの映画ファンです。
こうしたサイトを使って毎年記録を残し続けるのがすきです。自分のためにそうした記録が、数年後自分にとって振り返るデータとなります。映画って、そういうモノだと思っている。
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