「若き日の」ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 ガブさんの映画レビュー(感想・評価)
若き日の
魔法や魔法具のギミックがより表現豊かだからだろうか、それともスキャマンダーが大人だからだろうか、、、少年時代に観ていたらまた違ったのかもしれないがハリー・ポッターと比べるとファンタスティク・ビーストの方が断然好きだ。
前作の記憶は朧げだがこの顔は覚えがある、ジョニー・デップ演じるグリンデルバルドだ。
冒頭の脱獄シーンから見応えがあった。
ヴォルデモートは絶大な魔力を誇っている印象があったが、グリンデルバルドは巧みな技を使いこなす魔法使いの様に思えた。
スキャマンダーも強い魔法使いという印象はないが彼の魔法もまた巧みな技だと思う。
彼の魔法はいつも綺麗で美しく優しい。
そして彼を語る上で外せないのはビースト達の存在だ。
今回の目玉はズーウーだろう。
巨体で暴れるように走り回っていた猛獣をいなし、あっという間に手懐けてしまった。
流石、スキャマンダー手馴れたものである。
ズーウーがフリフリに反応する姿がとてもキュートで可愛いかった、一種のギャプ萌えというやつだろう。
そして若き日のダンブルドア。
前作でも名前は出てきていたが姿はなかった。
時代がよくわかっていなかったがハリーが生まれる前の話なんだと腑に落ちた。
ハリーの時代にスキャマンダーは存命なんだろうか?
グリンデルバルドとの関係も気になるところ、親友以上のものを感じたが、、、血の誓いとはなんなんだろうか?
若き日のダンブルドアの印象は、年老いた時とは違って少しずる賢くギラギラしてるように感じた。
彼が魔法で戦う姿も見てみたいものである。
牙を潜め動いていたグリンデルバルドが徐々に本性を現してきた。
青い炎はとても力強く恐ろしい力を秘めていた。
命が次々と消えていく、、、技の冴えだけでなく魔力も凄まじいものがあった。
一人を止めるのに何人がかりなんだ、、、
グリンデルバルドの放った青い炎を食い止めようと皆で挑んでいる姿はとても見応えがありかっこよかった。
シリーズ物の二作目は、一作目に劣って見える事もあるが私は一作目以上に楽しめた。
続編にもまた期待したい。