「続いて欲しい笑いと感動」銀魂2 掟は破るためにこそある こむらがえりさんの映画レビュー(感想・評価)
続いて欲しい笑いと感動
二時間があっという間の良作だった。
っていうか観賞5回目だ。
俳優の演技が一作目から遥かに良くなった。
特に橋本環奈と菅田将暉。
ハシカンは前作で色々言われたが、この一年女優としてしっかりキャリアを積んできたこと、アニメ版の釘宮理恵を研究してきたところがありありと感じ取れた。
加えてアクションも良い。ポイントごとのキレ、留め、肉弾戦担当の難しい役をよくこなしていた。
菅田将暉はプロローグのナレーションから阪口大助が憑依した。床屋シーンの突っこみがほぼアドリブというから憑依というより他のない評価。
三浦春馬、吉沢亮のアミューズ子役組は殺陣も素晴らしい。
アクションシーンに吹き替えがないというのだから驚く。
毎度お馴染み中村勘九郎が見栄をきるシーンだが、ここに1800円払ってもいい。
近藤の登場シーンは全5日で撮り終えるという強行スケジュールながら、この完成度の高さ。銀魂的に言うと「完成度高杉。」
笑えて、感動できて、兎に角心揺さぶられる。そんな体験を手っ取り早くお安く出来る良い映画だった。
公開一ヶ月経つが、ロングランに期待。
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