「微妙」銀魂2 掟は破るためにこそある w gさんの映画レビュー(感想・評価)
微妙
コメディシーンが大げさで、テレビドラマの延長みたいな感じだが、それは原作の作風を損なう恐れがあることを考えるとそこまで悪いとは思わない。小ネタも満載で前半はそれほど悪くなかったように思える。
しかし、見終わると長いという印象が強い。アクションシーンもあんなにいらないし、猿飛もいらない。今回は佐藤二郎も余計だったと思う。万丈も高杉にその役割をやらせれば良かったように思える。特に最後の伊藤のシーンも謎なことをしているし。あれだけ俳優を揃えているのだから、そこは演出で分からせるのが、プロじゃないの?
それともナウシカオマージュかな?
基本的に笑えるシーンは原作をそのまま踏襲しているだけで、映画的な工夫がされているわけでもない。
福田監督は足した分だけ引くことと、映像でみせる工夫が必要だと思う。それは福田監督だけではなく、堤やクドカンといったドラマで売れて映画にいった監督すべてに言えることだが。
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