「シリアス多めで少し諄い」銀魂2 掟は破るためにこそある TKTYさんの映画レビュー(感想・評価)
シリアス多めで少し諄い
前作はギャグとシリアスのバランスとそれぞれのクオリティがとても高く、大満足の出来。
今回も前作のように笑えて楽しめる、そんな期待を込めて鑑賞。
見た感想としては、正直「楽しかった」より「疲れた」というのが正直なところ。
というのも、シリアスパートが少し長かった印象。
前作は変平太とまた子を中心に、敵キャラがギャグキャラを兼ねていたので、シリアスパートの中にも銀魂らしいホッと出来るようなギャグパートがいい塩梅で入っており、そこから緊張感のある岡田戦と高杉戦へ繋がって、という様に綺麗に仕上がっていた。
今作に関しても、ギャグに関しては文句無し。
特に将軍絡みのネタは笑わせてもらいました。
ただ、シリアスパートに関しては敵キャラがギャグキャラでは無いので、本当にギャグを挟むことなく、役にハマった名役者の方々が真剣な台詞をこれでもかと発する。
ただそれが故に、心が休まるタイミングがなく、ずっと緊張感があり、ギャグとシリアスがぶった切られているイメージ。
決して駄作では無いが、銀魂にコメディを期待していた自分としては少し肩がこるような映画でした。次回作に期待。
コメントする