名前のない女たち うそつき女のレビュー・感想・評価
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話を絞ったほうが…
原作は未読。AV女優何人かの群像劇を想像していたが違った。取材するライター、彼氏と同棲するAV女優、その妹がメインに描かれる。
このバランスが中途半端。取材対象としてのAV女優がもう1人いれば印象は違ったかもしれない。ライター目線なのか、女優目線なのか、女優の家族を描こうとしてるのか。
描かれているのがほぼリアルな話だ考えると、もう少し面白くできた気がしてしまう。
無気力
AV女優のインタビューを記事にする売れない雇われ記者と、奨学金返済の為にAV女優となった取材対象の女性と、学校がつまらないと言ってやめてしまったその妹を描いた群像劇。
プライドをもちつつも底辺という認識があるのに必死さは感じられない記者と、奨学金返済が言い訳になっていていつでも仕事をやめられると言いつつも自信とプライドを持てない女という遣る瀬無い感じはありつつも大きな転換は見えてこないし、妹に至っては特になにも成そうともせずもがいている様子もない。
心の内というか在り方というものをみせているのはわかるけど、投げっぱなし感が強くそれなりにはみられるもののこれと言って引っかかるものはなかった。
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