「悲しみは雨の中の涙のように」恋は雨上がりのように 宗像教授さんの映画レビュー(感想・評価)
悲しみは雨の中の涙のように
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アニメファンです。昨日実写版見ました。長い人生には、挫折がある。ロングバケーションがあり、雨宿りがある。その雨の中で涙することもあるだろう。
でも、雨の中の涙はやがて消える。その苦しみや悲しみと共に。その後の晴れ渡った空は清々しい。
何方かが言っていたが、ここでの大泉洋はカリオストロのルパンである。手垢のついた自分の人生を充分にわかって、あきらの想いを充分にわかりながら、そっと若者を未来へと送り出す。小松菜奈はクラリスである。闇へと戻ってはいけない。抱きしめても、しばってはいけないのだ。川辺でのラスト、清々しい風が吹く。ルパンは、JKの心を盗んで去って行くのがよろしかろう。困ったことがあったら、いつでもメールしてくれ、と。おじさんは地球の裏側からでも飛んでくるだろう、と。
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