「宣伝スチールに騙されるのも良し」タクシー運転手 約束は海を越えて レイさんの映画レビュー(感想・評価)
宣伝スチールに騙されるのも良し
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ちょっとしたおもしろ人情ドラマかと思って作業用BGM的に見たり見なかったりしながらだったが、ラスト2、30分はじっくり見入ってしまった。
1980年5月にこんなことが隣国であったのを今回この映画で知った次第。
1980年は聖子ちゃんトシちゃんがデビューした年で学校ではその話でいつもあーだのこーだのいつも話題にしたことぐらいしか記憶が無い。平和な日常だった。
鑑賞後サムネイルはこの主人公の善面を表していることに気付く。
ドイツ人に紐解きを渡さなかったのは何故なんだろう。
わたしに会いに来るくらいなら、今まさに惨状の現場となっている場所に赴き真実を世界に晒せという意図なのだろうか。
時を経て新聞で来韓したそのドイツ人を見つけ嬉しそうにしている主人公。
この主人公も(ドライバー仲間も)世界に真実を世に知らしめた重要な功労者。そしてただの一般市民。
最後の最後にドイツ人カメラマン本人が出てくるが呼び掛けが堪らなく切なかった。
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