「毒蝮三太夫かと思った」タクシー運転手 約束は海を越えて ジョニーデブさんの映画レビュー(感想・評価)
毒蝮三太夫かと思った
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ポスターを見たら、毒蝮三太夫が出ているコメディかと思ってしまった(笑)。
事前情報なしで、タイトルとポスターの笑顔からコメディだと思ってみた映画である。最初のほうは確かにコメディっぽい展開であったが、ドイツ人記者が登場して、光州に行くあたりから光州事件を扱った物語ということがわかって、シリアスものに急変していく。実際、かなり悲惨な展開となっていくのであるが(これが事実だったと思うと余計に切なくなる)、「ダイハード」みたいに、全く関係のない人間がひょんなことから事件に巻き込まれ、結局、正義のため戦っていく姿に感動したのと同じような感動を覚えた。
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