「少し幸せな気持ちになれます」こどもしょくどう 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
少し幸せな気持ちになれます
脚本は「百円の恋」の足立紳氏による本作。
冒頭は育児放棄から来るいじめの問題、と思いきやそこからもう一つの要素を入れて来たのは新鮮で興味深かったです。
あとご両親役が良いんですよ。
吉岡秀隆はやはり憎めない感じですし、常盤貴子は定食屋の女将にするには隠しきれない美しさが溢れてて面白いんです。
作品は子どもの視点による、子どもで変えていく世界。
でもそこには子どもでは超えられない壁が当然あって、そこに大人が目線を下げて手を差し伸べてくれる、そんなお話です。
そんな世界もあるんだなって、少し幸せな気持ちになれますよ。
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